ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】起立性調節障害の真実

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問*******************

先生、起立性調節障害って何ですか?
病気なのでしょうか?何なのでしょうか?

******************終わり*****************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

今から私が話す事は信じないでください。

私は医者でもないですし、医学を専門的に
勉強した経験もありません。100%お医者さんが
正しいと思って聞いて下さい。

まずwikipedia(百科事典)から見ていきます。

起立性調節障害とは、自律神経失調症の一種。
中学生の約10%にみられ、特に思春期の女子に多いとされる。
身体的な症状としてはめまい・立ちくらみが一番多くみられ、
その他にも動悸・息切れ・睡眠障害・食欲不振・腹痛・頭痛・
倦怠感など人によりさまざまな症状が現れる。精神的な症状
としては疲労感・過換気症候群・不安障害などがみられる
場合もある。」

と書かれています。

他のサイトを見ても、ほぼ同じような感じです。

簡単に言うと、自律神経が正常に働かない事で
朝起きられなくなる状態の事を言います。

「障害」というのは「病気」とは違います。

「起立性」というのは起きる時にという意味で
起きる時に「調節」するのがちょっとできない
「障害」があると言う事です。

病気とは違います。

お医者さんの立場からすると、患者さんに
「病名」を言っておくと、とても楽です。
患者さんも納得してくれます。

「いやー、原因は分からないですねー。」

といわれるのと、

「原因は、●●です。」と言われるのとでは、
全然違います。前者は不安になり、後者は
少し安心します。

ここからよーく考えて下さい。

お医者さんから起立性調節障害だと言われて、

「あっ、そっか、不登校の原因はこれだ。」

と、思われたら、おそらあなたの子供の
不登校は長期化するでしょうね。

例えば「痛風」ですね。と言われれば、食べ過ぎ
や運動不足が原因だと分かります。

「あっ、そっか、足が痛いのは痛風が原因だ。」

とは思いません。

あなたが思わなければいけないのは、
どうして「起立性調節障害」になったか
という原因についてです。

●● ⇒ 起立性調節障害

になったのです。

ここまでは理解できましたか?

●●を探るのがあなたの役目です。

では、先程のwikipediaの記述に戻ると
起立性調節障害は自律神経失調の一部だと
書いてあります。

つまり、

●● ⇒ 自律神経の乱れ=起立性調節障害

だという事です。

自律神経が乱れる理由を探ればいいのです。

続いて自律神経についてwikipediaから引用します。

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経の2つ
から成り立つ自律神経のバランスが崩れた場合に
起こる症状の総称のことである。

交感神経は代謝、消化などの生命活動を活発にする
働きをし、副交感神経は交感神経とは全く逆の働きをする。

人体ではおよそ12時間交代でこの二つの神経の優位が
入れ替わるとされているが、夜更かしやストレスなどで
脳を休める時間が減ると自律神経が興奮し、結果的に
交感神経と副交感神経の優位入れ替わりのバランスが崩れ、
自律神経失調症となるとされている
。」

下線部を見てください。

自律神経の乱れの原因に「夜更かしとストレス」と
書いてあります。

思春期の頃は私もそうでしたが、夜更かしして
朝、起きれませんでした。明らかに私も中学生
の時は、起立性調節障害だったと言えます。

しかし、不登校の子供は夜更かしが原因ではなく
「ストレス」が原因だと思います。

ここまでを整理します。

何かのストレス

自律神経の乱れ

起立性調節障害

・・・

というわけです。

では、何のストレスがあるのでしょうか?

明らかに学校でのストレスです。これを
私が解明しました。詳しくは小冊子を
ご覧下さい。

朝に腹痛や頭痛を起こすのも同じように
自律神経の乱れが原因です。

つまり、

学校でのストレス

自律神経の乱れ

起立性調節障害・腹痛・頭痛

・・・

ということになります。

つまりは、不登校になったのは起立性調整障害が
理由ではないと言う事です。わかりましたか?

もちろん、本当に病気のレベルまで進行して
不登校になる子供もいると思いますが、
ほとんどの子供は違うと思います。

起立性調節障害の原因はストレスにあります。

イジメなのか、学校の雰囲気なのか、それは
それぞれ様々なストレスがあります。全ては
そこに原因があるのです。

お医者さんはそこの専門家ではありません。

あくまで病状が何なのかを言うだけです。
そして、薬を出すだけです。

言葉だけが先歩きして問題の本質を忘れたら
何の意味もありません。しっかりと子供の
本当の原因を掴んでくださいね。

では、また。

青田

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