ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】ゲーム機を取り上げるべきか?

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

息子は中学2年の12月から不登校になり、現在中学3年生です。 

昨年の12月初めの夜、勉強をすると言ってずっとゲームを
していた事がわかり、父親が注意をし、母親の私も納得の上、
部屋のゲーム機、携帯等を全て高校受験が終わるまで取り上げる
と言って取り上げたところ、「もう学校行かねえわ!」と言って
その日から部屋に引きこもり、次の日から学校を休むようになりました。 

10日ほど休んで暫くぶりに学校へ行ったところ、友達の目が
気になりとても疲れたと言っていました。

その後もう1日学校へ行きましたが、それからずっと不登校になりました。

本人は私のせいでこうなったと言っています。

食べ物や飲み物を取りに来る時以外は自分の部屋で過ごしています。

親に不信感を持っている為反抗的で話を聞こうとしません。
日中もカーテンを閉めた生活、何もやる気が起きない、
高校にも行かないと言っています。

どのように接すればよいか悩んでいます。

******************終わり********************************

……


回答:

完全にひきこもり生活です。

きっかけが親子間のいざこざです。
それから関係が悪化してしまい、
家の中の秩序が保てていません。

このまま親子関係が悪いままなら
ひきこもり続けるでしょう。

高校進学もできないかもしれません。

でも、親子関係が改善すれば再び
元気に学校へ通ってくれます。

では、なぜひきこもりになったのか?

子供の心の内面から見ていきます。

不登校の子は思春期で生まれ持った
個性が出てきました。でも、本人も
周りもそれに気が付いていません。

徐々に周りの環境・価値観と自分の
感性が違うことにストレスを感じます。

でも、子供本人は「何か違うな〜」と
少し感じるぐらいです。脳は完全に
違うと気が付いています。

無意識と意識って言いますよね。

体は感じとっているけど、意識では
気が付いていないという感じです。

何かわからないけど、子供はストレスを
感じてしまっています。そこで、その
ストレスから逃げるためにゲームに
逃げ込んだわけです。

ゲームをするとゲームに集中するので
脳はストレスを感じなくなります。

でも、これが習慣化して両親がゲームを
取り上げました。そして、一気に現実
世界へ引き戻されました。

現実世界のストレスから逃げるためには、
学校を忘れる必要があります。

学校を思い出させる親からも遠ざかり
自分の部屋に引きこもっているわけです。
さらに、昼夜逆転もしていけば完全に
学校から遠ざかります。

感情面での過程がわかりましたか?

だからと言って、ご両親がゲームを
取り上げた事が悪いとは思いません。

親としては当然の行為です。

自分を責める必要はないですよ。

ゲームを取り上げたのと学校へ
行かない事は全く別問題です。

子供は問題を一緒にして、学校へ
行かない口実を作っているだけです。
子供なんかに負けてはだめですよ。

一番の問題は、親が子供にナメられている
ことなんです。

いろいろ難しいのはわかります。

思春期の男の子が母親に強い態度で
出るのは普通です。体も大きくなり、
態度もでかくなります。

それでも、親がその態度を許さない
ことが大切です。

世の中を生きていくのに、威張っては
いけません。それを許してはダメなんです。
子育ての基本ですよね。

そのうえで、どうしてばいいのか?

まずは親子関係を修復していく事です。

私のメルマガの中でも話しているので、
ぜひ実践して欲しいのですが、共感を
通じた会話法があります。

子供は今、孤独で一人戦っています。

でも、その戦いに明るい光はありません。
ただ暗闇の中で闇雲に見えない敵と
戦っています。

辛くて、

寂しくて、

むなしい気持ち。

に包まれています。

その気持ちに共感してあげる事です。
そこからはじめましょう。

「親子関係改善の会話法」

ステップ1:「そうだよね。わかるよ。」
ステップ2:子供の感情について話す
ステップ3:過去に同じ感情になった体験談を話す
ステップ4:「これからどうしたらいいと思う?」

・・・
このような流れです。


共感してあげて、子供と一緒に
解決策を探して下さい。

もちろん、子供は解決策を知りませんが
一緒に探す行動が大切です。そして、
本人が納得して動き始める事です。

クレーム対応の達人に話を聞くと
同じように相手の怒りを共感するそうです。

実証された会話法ですから安心して下さい。

それでは、今すぐ子供に共感してあげて下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



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※質問・聞きたい事は必ず1つに絞って下さい。

ステップ1:あなたと子供の状況
ステップ2:困っている事・問題点
ステップ3:その問題点をさらに細かくする
ステップ4:そして、それをどうしたいのか?

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