【不登校】自信がないけれども、プライドは高い
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
我が子を見ていて、「自信がないけれども、プライドは高い」と感じます。
矛盾しているように感じるのですが、どうお考えになりますか？
******************終わり********************************
……
回答：
不登校の子供に共通する点について
お母さんが気が付かれました。
あなたのお子様も自信がないけど、
プライドが高くてワガママでは
ないでしょうか？
不登校で学校へ行かずに家でゴロゴロ
しているだけなのに、言う事を聞かない。
腹がたつのは当然です。
でも、この心理を理解しなければ
不登校の子をうまく学校へ戻して
成長させることはできません。
子供の感情に左右され続ければ、
私たちの精神が持ちません。
そのため不登校が当たり前になります。
そうなれば、不登校が1年続き、
2年続き、3年続き、最後は家に
ひきこもります。
では、なぜ矛盾した感情を持つのか？
不登校の子は小さい頃から周りの大人
の言う事を真面目に聞いてきました。
「こうあるべき。」
「こういう人間になりなさい。」
あなたは意識的に子供をそう育てては
いないかもしれませんが、不登校になる子は
ちょっとしたことを真面目に受け取ります。
つまり、自分の理想像を作り上げます。
現実の自分ではなく、理想像を自分だと
思うようになります。
それは悪いことではなくて、目標となる
理想像なのでない人よりも向上心を持つ
きっかけとなります。
しかし、理想像に近づくには自分を鍛え
切磋琢磨する生活を過ごさないといけません。
でも、ただ学校へ行って授業を受けている
だけでは、なかなか育ちません。
で、どこかでふと、自分の理想と現実が
解離している事に気がつくんです。誰だって
落ち込んでしまいます。自信がでません。
自信のない自分で居続けることは、ストレス
になってしまいます。そこで、現実の自分を
忘れて、理想の自分になってプライドを高く
保とうとします。
自信がないから、隠すためにプライドを
高くみせるのです。
誰に見せるのかというと、自分よりも
弱い人間に見せます。思春期の男の子は
お母さんに強がります。
それが現在の状況です。
では、私はどうやって育てているのか？
不登校期間が長いと自分の弱さを守る
ために、プライドの鎧で自分を固めて
しまいます。
私たちのする事は2つです。
プライドの鎧を脱がさせて、本当の自信を
つけてやることです。
自信を少しずつ持たせるのは簡単です。
プライドを崩すのが大変です。自分は
完璧な人間ではないんだ、と思わせて
感情を一回だけ下げさせます。
そこで本当の自分が見えて落ち込みます。
でも、自信を少しずつ持たせているので
立ち上がる事ができるようになります。
これは学校でやるものなので、家庭とは
関係ないですが、どの学校もやってくれる
わけではありません。
なので、あなたが知っておく必要があります。
子供自身の問題だけでなく、周りの環境
であったり、教育内容が影響しているのが
分かったと思います。
わかったら、次は一歩進む事ですよ。
いつでも不登校を解決している人は
行動をする人ですよ。
では、また。
青田
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