【不登校】小児うつのような感じの息子
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
人生に疲れた…人前で話すことが異常に緊張する…学校はつまらない。
生きている意味がわからない。自殺したほうがいい。学校で勉強する意味が
わがわからない。何もしたくない。学校にはもう行かない。
中3の息子のコトバです。
何とか登校していましたが、限界のようです。
こだわりや不安が強く、先のことを考えては不安感で
いっぱいでいます。小児うつのような感じです。
******************終わり********************************
……
回答：
私たちが中学３年生の時には、こんな
深く悩み、苦しむ事はありませんでした。
まだ１５年しか生きていません。
このままなら不登校になって、さらに
精神が不安定になります。ある子は、
自殺サイトを調べています。
そう思う子は、その方向へ突き進みます。
でも、勇気はないので、このままずっと
ストレスを抱え続けます。
この子は中３なので、学校へ行く意味を
無くしているから高校進学もしないでしょう。
行っても、途中で留年・退学してしまいます。
苦しみは続きます。
なぜ苦しんでいるのか？
それがわからないと、何をどう対応して
あげればいいのか分かりません。
人前で話して緊張するのは、友達なのか
大勢の前なのかで違います。友達と話して
緊張するのなら、それは友達ではないです。
友達がいるのでしょうか？
まずは、ここがわかりません。
おそらく友達はいるでしょうから、
もっと違う問題があります。
それは単純に学校がつまらないということ。
充実感がなかったら、行きたくなくなる
のは当然です。充実感とは、子供自身の
感性や才能を発揮できて感じるものです。
普通につまらない授業とつまらない友達と
つまらない雰囲気の中に押し込まれている
状態だと感じてしまっています。
そして、その世界しか知らないのです。
「井の中の蛙 大海を知らず」
という言葉がありますが、まさにその
状態です。
これだけ苦しんでいる子供を救うために
私たち大人は、これからどうしたら
いいのでしょうか？
井の中の蛙が変わる事は出来ません。
私たちがその蛙を拾い上げて、新しい
大海へ導かなくてはいけません。
つまり、私たちが子供に用意する環境を
変えてあげないといけません。
今の環境に満足していないから不登校に
なっているのに、環境も変えず、ただ
根性で学校へ行け！というのは違います。
子供はがんばって根性で学校へ行っていました。
それでも耐えられなくなったのです。
変わるのは私たち大人だと言う事です。
学校であり、親です。
まるで、子供に問題があるようですが、
不登校問題の本質は周りの私たち大人が
子供の才能を見抜かず、適切な環境を
与えてあげなかった事です。
この子の感性って何か？
その感性を育ててもらえるように
学校で教育してもらう。それを学校と
協力してやっていくことです。
まだ学校へ通えているうちにやりましょう。
当たり前の事ができていないだけですよ。
では、また。
青田
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