【不登校】世界最新情報
青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問******************************************
中３の息子が、中1の二学期に不登校に成り始めて担任に相談すると、
担任は授業後、息子が大好きな部活（野球）に出ようとする直前に呼び止め、
1時間以上「なぜ行き渋っているのか」と教室で2人きりになり問い詰めました。
息子はその間黙って、「学校には行かないとは言っていない」と言ったそうです。
その日、息子は大変不機嫌になり帰宅しました。その後は当然全く登校しなくなり、
中２の１年間は外にも出ず、ずっと家の中ですごしました。中３からやっと
適応支援学級に通い始め、修学旅行に参加できたので、良い状態になりつつ
あると思います。
今は、適応指導教室を休まず通う状態であり、中３で学校も残り少ないです。
ですので学校に戻そうという気持ちはありません。適応指導教室から
チャレンジスクールを目指せば良いと考えています。
******************終わり****************************************
……
回答：
私のアドバイスは、そこから何か１つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
不登校に理解のない人は世の中のほとんどです。
それは仕方が無い事です。
不登校なんて怠けか、親が甘やかしている
ぐらいにしか思われていません。これは
本当です。
例えば、子供が不良になってしまった家庭を
あなたが見た時に反射的に親が悪いと思うでしょう。
これと同じです。
でも、当の本人は自分はしっかり教育して
きたと思っているはずです。
それは教育者である教師でも認識は違います。
あなたも知っているように不登校は年間30日
以上欠席している生徒の事です。
その中には、本当に怠けで学校へ行かない子も
いますし、環境が合わない子やいじめられた子
など様々です。
もし、ある教師が一番最初に出会った不登校が
怠けのタイプだったら固定観念ができてしまいます。
「不登校なんて怠けだよ。親が悪い。
それを俺にどうしろって言うんだ？」
そう思ってしまうのも当然です。
「教師だったら不登校が何かぐらい
知っていて当然じゃないの？」
と考えるのも普通です。
ここに認識の差があるわけです。
私があなたに話している事は不登校に関して
最新の情報です。世界で不登校問題は日本が
中心ですから、世界最新情報なわけです。
例えば、日本にいるお医者さんが全員、
世界最新の医学情報を知っているわけ無いです。
田舎で細々とやっているおじいちゃんの
お医者さんはそんな情報知りません。
不思議な事ですか？
それと同じで多くの学校の先生は不登校の
最新情報を知っているわけではありません。
何故だかわかりませんが、あなたの方が
知っているのです。
その前提を知った上で学校の先生と
話をするようにして下さい。
今回のように、教師との認識の違いに
腹を立てたい気持ちはすごくよく分かります。
学校の先生がきっかけだと思いますが、
先生から理不尽な事を私も中学生の時に
言われましたが不登校にはなりませんでした。
どうしてなのでしょうか？
そこに問題の本質があります。
それを解決する場所を探さないといけません。
適応教室やチャレンジスクールで解決できる
のかどうかをしっかりと考えて下さい。
私たちの意識は何に焦点を当てるかで違います。
感情的になって担任の先生にイライラして
焦点をそこに当てたら不登校克服はどんどん
遠のいていきます。
今日の話は良いヒントになったと思います。
では、また。
青田
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