ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】適応指導教室に通っているけど…

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

中2の男児。昨年の夏休み明けから不登校。

青田先生のアドバイスのおかげで、今は、適応指導教室に
週2回行けていけるようになりました。適応指導教室は、
学校とは、別敷地なので行けています。

学校には、まだ抵抗をしめしています。
今後、どう動いたらいいのでしょうか?

******************終わり********************************

……


回答:

不登校のお子さんを家から出して
適応指導教室に通わせています。

お母さんのがんばりのおかげです。

すばらしいです。

でも、不登校の子で適応指導教室
なら行けるけど、学校の校門はくぐる
ことができない子がたくさんいます。

そして、子供は学校へ戻れない自分を
情けなく思い込んでしまいます。

自信を失くした子供は動けません。

今は適応指導教室へ通っていても、
時間が経過すると通う意味を失って
ひきこもりに逆戻りしてしまいます。

親子の喧嘩もひどくなります。

適応指導教室から学校へ戻る事が
できるようになれば、再び笑顔が
家族に戻ってきます。

では、どうして適応指導教室に通える
のに学校へ戻れないのでしょうか?

あなたは学校基本調査という存在を
知っていますか?

毎年、各教育委員会が様々な統計を
調査して、その結果を公表してくれます。
生徒数や進学数、不登校の数などです。

そして、その結果を受けて文部科学省
方針を出します。

例えば、不登校が増加した事でその対策
として各地に適応指導教室が設置されたり
スクールカウンセラーが派遣されたり
しています。

私たちが中学生の時には無かったです。

国もいろいろな対策をしてくれています。
ここまではみんなが知っている事です。

その対策のおかげで不登校の数も徐々に
ですが減少しています。

しかし、こういう話もあります。

それは「適応指導教室に通っている子は
不登校としてカウントされない。」です。

もし、これが本当だとしたら正確な不登校
の数を知る事ができません。正確な数字が
わからなければ、今の対策が効果があるのか
どうかさえわかりません。

適応指導教室の存在がこうかあるのかどうか
さえ正確に分析・判断できません。

恐い事です。

もし、これが事実だとしたら、この子は
もう不登校ではないと認識されている
可能性もあります。

「まさか、公的機関がそんな事しないでしょう。」

と思われるのは当然です。私も信じたいです。

でも、今月の1日から転校してきた
中学3年生の子の出席日数を見ると、
中3は0日欠席でした。

「学校へ行けているのに、なぜ転校したのか?」

と、普通なら思ってしまいます。

実は、この子は適応指導教室に朝、ちょっと
顔を出すだけで出席にカウントされていたので
欠席日数が0日になっているのです。

本人も親御さんも、このままの日々が
続いても何も変わらないと転校されました。

数字に騙されてしまうと大変です。

では、どうすればいいのでしょうか?

それは適応指導教室が学校の担任と
連絡を取り合って、状況を確認して
いるかということです。

そして、適応指導教室が学校へ戻す
ための対応をしているかです。

この事をまず確かめて下さい。

疑えと言っているのではなくて、
適応指導教室に通えたから学校へ
戻れるという理屈は成り立ちません。

関係ないからです。

例えば、結婚相談所に登録しても
結婚できるかどうかは関係ないのと
同じです。

最初のうちは、適応指導教室に
通ってくれるだけで嬉しいです。

その気持ちはすごくわかります。

今は、次を考える時期にです。

子供が学校へ戻れないのには
3つの大きな理由があります。

?友達の目
?勉強の遅れ
?将来への不安

・・・

これらの不安を解消しない限り
子供が学校へ向かう事はありません。

この不安があるから適応指導教室に
通っていると考えて下さい。それなら
そこで不安を解消しているかどうかです。

まずはこれを確かめて下さい。

ただ、教室で時間が過ぎるのを待っていたり
話を聞いてあげるぐらいで終わっていませんか?

今回は確認作業ですが、これが
大切です。

何もしないままだと、子供はまた
家にひきこもり始めます。そして、
完全に自信を失います。

そうなる前に、今すぐ確認して下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



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