ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】「自分が弱い」と知っている不登校

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問******************************************

子供は中2の3学期から不登校になり、中3の夏休み明けから
別室登校、どうにか私立高校に合格し、それを期に教室へ戻り、
高校生活も昨日まで休まず過ごして少し安心してました。

昨日、不登校のきっかけになる身体的なことを言われ、
落ち込んで帰ってきました。

そして今朝精神的に不安になり、泣きじゃくり学校を休みました。

本人は「自分は変わってない弱虫だ。また前みたい学校にいけなくなる」
ととても悲観的な状態です。感情が先走っている段階で理屈を言っても無駄
という青田先生の言葉を読み、納得しました。

前の生活に戻るのは怖いです。

******************終わり****************************************

……


回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

中学で不登校になり、高校進学後に
再び学校を休み始めた男の子です。

不登校になったきっかけが同級生
からの悪口でした。それを高校に
なってからも言われて、行けなくなる。

このままでは、中学校の悪夢を
繰り返すことになります。

中学は休んでも卒業できます。

でも、高校になると2・3ヶ月休む
と出席日数が足りなくなってしまい
留年になってしまいます。

不登校の子で留年して、1つ下から
やり直せる勇気のある子は少ないです。

ということは、つまり、高校で
不登校になると退学してひきこもり
になってしまいます。

ここで学校へ戻れるようになれるか
どうかが道を分けます。

中学とは違います。

では、なぜ高校進学したのに、つまづいて
しまったのでしょうか?

中学で不登校になった時にこの子に
「心の強さ」が足りない事を気が付いた
はずです。

そして、なんとか子供が立ち直るように
待っていたけど、中学卒業まで不登校でした。

高校進学を目指していたので、高校から
変わってくれると思っていたはずです。
私でもそう思います。

でも、子供の心はこうです。

「嫌なことからは逃げよう。不登校だった
事からは目をそらそう。」

・・・

普通はこのように思います。

でも、この考え方はあなたも感じるように
「心の弱い」人の考え方です。

決して「心が強い」とは言えません。

つまり、高校で「心の弱い」部分を
教育してあげなければいけませんよね。
それはやっていますか?

たとえ、心の弱いままで高校で嫌なこと
から逃げて卒業できたとしても、それは
3年間だけの話です。

人生はもっと長いです。

心の弱いまま大人になれば、社会の
厳しさにすぐに心が折れてしまいます。

あなたのお子さんは、社会に出ても
一人で生きて行けますか?

それが不登校になった1つの大きな
理由ですよね。今の日本ではあまり
「心の強さ」を育てる事をしません。

優しく育て過ぎると、どうしても
その反動があります。

あなたも親や学校の先生から厳しく
指導されて、嫌な思いをたくさん
してきたはずです。

そのトラウマみたいなものから
子供を優しく育てます。

それは間違っていません。私も
そうしてきました。でも、その中に
どこか厳しさを持っています。

私の学校も昔は厳しかったです。
それは社会も要望していました。

でも、今は違います。厳しさよりも
優しく、楽しい学校にしています。

それだけだと強くはなりません。

なので色々な事をさせています。

昔のあなたが中学・高校時代に厳しく
叱られた事で自然に強くなりました。
普通に授業を受けるだけで強くなりました。

今はそうはいきません。

学校に行けば勝手に強い子に育って
くれるだろうと考えるのは甘いです。

今の先生は厳しく出来ません。

では、どうすれば学校で弱い子を
強く育てる事ができるのでしょうか?

教師が生徒に対して厳しく指導する
ことは基本的には出来ません。部活動で
全国大会を目指すなら別です。

ですから、私たち学校がするのは、
厳しい環境を用意して、子供をそこへ
入れてあげて、後ろから子供をサポート
して、壁を乗り越えさせます。

具体的な事を話すと教育論になって
何時間もかかってしまいます。

不登校で心の弱い子は学校に通う程度
では強くなりません。こちらから仕掛けて
強くしていくのです。

それは学校によってやり方は違うと思います。

何をしているかは学校に聞いて下さい。
心を強くする事が不登校の子にとって
一番大切です。

嫌なことから逃げて、不登校の原因から
逃げ続けても、先延ばしするだけです。

子供は当事者なので、逃げたくてしかたが
ありません。自分が弱い事も知っています。
あなたはコーチとなって、嫌な事もさせる
のが今の役割だと思います。

それでは、今すぐ学校の先生と話して、
心を強くする方法を実践して下さい。

では、また。

青田

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