ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】学校の不登校教育のポイント

青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問******************************************

青田先生、こんにちは。

娘が不登校になって、5ヶ月になろうとしていますが、
最近親子関係がとても良くなり、一緒に外出したり
できるようになって来ました。

そして、『私のことを1番良くわかってくれるのはお母さん』と
言う言葉まで言ってくれるようになりました。

もし子供が登校したら、学校での様子を先生に聞いたり
、帰宅後の様子を先生に話したりはするつもりですが、
『授業以外の時間の使い方を提案』というのが、思いつきません。

登校してからでは遅いので、今から少しずつ考えていこうとは
思っていますが・・・どんなことなら良いのでしょう・・・

******************終わり****************************************

……


回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

娘さんの感情をしっかり読み取って
同情してあげられていますね。

とても素晴らしいと思います。

人は、この人は私の事を理解して
くれていると感じると相手の望む
人間になろうとします。

子供はあなたが理解してくれていると
感じると学校へ行こうとしてくれます。

しかし、あなたがどれだけ子供を理解
しようと思っても、子供が理解して
くれていると感じなければ、反抗して
ひきこもり続けてしまいます。

子供がお母さんだけ自分の事を理解
してくれていると思ったら、次は
何をしたらいいのでしょうか?

学校と言うのは授業が9割の時間を
占めています。

もし小学校のように同じ先生がほぼ
すべての教科を教えてくれているなら
生徒一人ひとりの様子を観察できます。

中学や高校のように教科によって先生が
違うと授業中は基本、塾と変わらないです。

授業で不登校の原因である弱さを解決
出来るとあなたは思いますか?

よほど優秀な先生か担任の先生ぐらいしか
授業だけで不登校を克服できません。

結局、授業以外の時間しか使えません。

授業以外=不登校克服の時間

だと思って下さい。

これこそ教師の本領を発揮する時です。
何年も教師をやっている人間にしか
出来ない部分です。

私の学校でも全員の教師が私のような
ベテランと同じような不登校教育レベル
ではありません。

それを補うために学校全体で授業以外の
活動を行う仕組みを作ったのです。

子供がどの教師に当たるのかを親が
変えることはできません。運です。
ですから、しっかり先生と話すしか
ありません。

ポイントは「この学校に自分は
必要だ」と思わせる事です。

会社でもそうですよね。自分のやっている
仕事が会社のためになればやる気が出て
どんどん仕事を進めていきます。

それと同じ心理です。

自分が居ないとクラスや学校、部活が
成立しないと思えれば心に自立心が
出現してきます。

それが出てきたらさらに鍛えます。

そうやって本物へ変えていくのです。

私がここで具体的な例をあげても
それがあなたの子供に合うかどうかは
わかりません。

それに流されると困ります。

私のところでもそれぞれの子供によって
やり方は違います。基本のポイントを
理解していれば大丈夫です。

それを先生と話してみて下さい。

それでは、今すぐ先生に「子供に
この学校で自分は必要だ」って思わせる
役目ってないですか?と聞いて下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここ2つをクリックしてみてください!
このブログをFC2不登校ランキング1位へ
にほんブログ村 不登校・ひきこもり育児ランキング1位へ



aota



質問はすべて下記からお願いします。

※質問・聞きたい事は必ず1つに絞って下さい。

ステップ1:あなたと子供の状況
ステップ2:困っている事・問題点
ステップ3:その問題点をさらに細かくする
ステップ4:そして、それをどうしたいのか?

Powered by NINJA TOOLS









にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ
にほんブログ村