【不登校】「自分が辛い。」と嘆く、かわいそうな息子
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
普通科高校２年生 男子
夏休み前頃から学業不振（下の中辺り）で学校を休み始めました。
中学のころから成りたい自分とそれに向かって努力したいけど
出来ない自分の間で悩んでいたようです。
本人は、自分が辛い、学校行く意味も勉強する意味も働く意味も
生きていく意味もわからない。けど、留年はしたくないとも
言います。
高校側とも話会いを持ち、担任や教育支援相談の教員とも連携して
週に何回かは登校できている状態です。登校した際は、友達とは仲良く
過ごしている様子です。
******************終わり********************************
……
回答：
今は完全な不登校ではなくて週何回か学校へ
通えています。
クラスでも別室登校でもいいのですがそこから
完全登校へなれない子たちがとても多いです。
逆に不登校に戻ってしまいます。
このまま学校に行っては、数日休む生活を繰り
返していると、だんだんと休みが多くなります。
この子は高校生なので留年するでしょう。
中学と同じようにはなりません。
では、何が子供を止めているのでしょうか？
「自分が辛い」という言葉はとても深刻な状態
だと思います。しかし、周りの大人たちは人生
で悩む事だってあるという反応をしています。
どういう事かと言うと、この子は自分らしさ
が何なのかを分からないです。
大人達がいう勉強やスポーツに取り組んできた
けど、何か自分を発揮する事がうまくできない。
だから自分はダメなんだ。と感じています。
でも人の個性は勉強やスポーツだけではない
ですよね。
固定した観念で苦しんでいます。
では、どうすればいいのでしょうか？
で、学校へ通っている間にその観念を取り払う
教育をしないといけません。もちろん、勉強も
大切ですが、この子しか持たない個性・感性を
発見して伸ばす作業をしないといけません。
友達と過ごしていればいいのではないです。
不登校になったのにはなった理由があります。
それをクリアせずにただ学校へ行って今まで
通り過ごしても再び不登校になるだけです。
登校するのと不登校教育をするのは別次元。
それをしっかりと理解してあげないとこの子は
苦しみ続けてしまいますよ。
例えば、漁師の家に生まれて水泳が苦手
な子がいたとしましょう。その子にあなたは
漁師になるための教育をしますか？
１００年前ならそうするでしょうが、今は何でも
やりたい事をやれる時代です。
この子に合うものを探すはずですよね。
それと同じで学校だから勉強だけしか目が向
かないのは古い観念ですよね。合わない事に
子供は必死に合わせようとして辛いんです。
この子が生まれ持った才能を生かせるように
すればいいだけです。
すると、勉強も自然にやり始めます。
そんなものですよ。
それでは、今すぐ学校と再度話し合ってみて
ください。
では、また。
青田
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