【不登校】「絶対に、無理。」と言い続ける中２長女
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
中２の長女は、中１の夏休み明けから登校をしぶるようになり、
11月からは適応教室です。4月からは、教室に行けるかもと
期待しておりましたが、一度も2年の教室には入る事ができずにいます。
先生と相談し、7月の合唱コンクールの練習に参加するように、
圧力をかけていくことになりました。
本人は、「絶対、無理」と言っていますが・・・
教室に入る事がでれば、問題は解決したといえるのか？
教室に登校ができるようになり、普通の学校生活を送ることが
できるようになるために、学校・家庭でできることは何？
******************終わり********************************
……
回答：
学校と家庭が一緒になって娘さんを
学校へ戻そうとされています。
なかなか学校と協力できない家庭が
多いなか、素晴らしいと思います。
不登校は学校で起きてますから、
学校と協力しないといけません。
しかし、学年があがっても不登校が
続いてしまっています。
この状態が続くと卒業まで不登校です。
高校進学できるかどうかも分かりません。
自信が無くなれば動かなくなります。
ここで学校へ戻すことができれば、
再び元気な表情をみせてくれて、
私たちも普通の生活ができます。
では、なぜ不登校になったのか？
これが分からなければ、お母さんが
心配されているように教室へ入れても
再び不登校になってしまいます。
よーく考えてみて下さい。
学校は１年前とほとんど変わっていません。
子供だけが思春期になって大きく
変わってしまいました。
家に居る間も子供はどんどん変わって
いっています。周りは変わりません。
変化しているようで、子供からすれば
同じです。差がほとんどありません。
本当に学校は変わったのでしょうか？
そして、変わった事をこの子は理解
しているでしょうか？
以前と変わらないと感じていれば、
足は遠くなります。
不登校を考える時に、子供の変化を
要素として考えないと学校も周りも
完璧だとして対応してしまいます。
「学校は何にも悪くない。」
という思いを持っていませんか？
「もしかしたら、私たちが変わらないと
いけないのかもしれない。」
と、考えられる方がうまくいきます。
普通の子には良い学校かもしれません。
でも、不登校の感性の豊かな子には、
合わない学校になっていませんか？
私でも「この公立中学はすごいな。
ここまで子供のためにやるのか。ぜひ
私の学校でも取り入れよう。」と思う
学校がたくさんあります。
学校だけでなく保護者からの働きかけ
もあるのだと思います。
では、どうしていけばいいのか？
不登校の子はどうしたって友達の目が
気になります。合唱の練習への壁も
友達の目が１つあると思っています。
なので、適応教室は行けたんですね。
でも、適応に行っても何も起きなかった。
当然です、自分はどんどん変わっている
けど、それに合う環境が無いからです。
そこで、まずは学校内にある相談室とか
別室の誰もいない所で過ごさせる事が
できないかと思っています。
友達の目への警戒が減るからです。
最初からクラスに戻すのは難しいです。
不登校期間が少し長いからです。
そして、そこから友達に１人ずつ慣れ
させていくわけです。
そうやってクラスに戻します。
で、クラスに戻ってから本格的に不登校
教育がスタートします。ここでこの子の
個性を見つけて、開花させる作業と自信を
回復する作業に入ります。
クラスの他の子と違う教育になります。
だから、私たちが考えている普通の
学校生活は送れません。普通以上に楽しい
充実した学校生活になっていきます。
流れはわかりましたか？
それでは、まずは学校の先生と子供の
感情について話をしてみて下さい。
では、また。
青田
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