ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】友達がたくさんいるのに不登校が続く理由は?

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

娘は中1の2学期から不登校になり、1年生の間は
ずっと別室登校で通しました。

2年生になり、クラス替えに際して、娘と仲の良い子が
多いクラスになれたことで、なんとか教室に戻れたものの、
まだまだ不安定で、毎朝のように嫌だ、行きたくないと
言いますし、休んでしまうこともあります。

友達もいるのになぜ、と思います。
友達がいなくても学校へ行く子もいます。

私も中学時代は授業のことも気になったし、
親の目だって気になりました。

私と娘の違いってなんなんだろう?と疑問には思うのです。

先生から見て、この違いってなんだと思われますか?
******************終わり********************************

……


回答:

今回はとても面白い質問を頂きました。

友達がクラスに少なくて不登校になった
娘さんが学年が変わって、仲の良い友達と
同じクラスになりました。

最初は行けたけど、また不登校気味に
なってしまいました。

でも、世の中には友達がまったくいない
のに学校へ毎日登校している子もいます
よね。

この違いは何なのでしょうか?

質問者の方は、すごく良い点に気が付き
ました。本当に素晴らしいです。

あなたはどう思いますか?

この正解を知らなければ、おそらく
あなたはお子さんの不登校を解決
する事ができない可能性があります。

そして、家にひきこもり続けます。

高校進学、大学進学もできずに、
社会に出られないかもしれません。

でも、この謎が解けたら子供が
何に苦しんでいるのかを理解できて
接し方が変わり、子供が動き出します。

なぜ子供は友達がいるクラスへ
入る事ができないのでしょうか?

すごく重要な事を言いますね。

不登校になった原因と不登校になって
学校へ戻れない原因は違います。

これは私が不登校の子たち1000人
以上に実際にインタビュー、聞き取り
をして分かった事です。

不登校の原因については、講演会の
映像をご覧になれば理解できたはずです。

思春期になり、子供の中に今までの
自分とは違う部分が出てきました。
個性とか感性と言います。

この新しく出てきた感性や個性が
今の学校や家庭の価値観・雰囲気と
かけ離れているので、苦しくなって
不登校になっています。

そして、不登校になります。

でも、すごく優しく真面目に育った
子なので学校へ行かないといけない
という義務感を持っています。

と、同時に友達と繋がっていたいという
欲求もありますし、勉強に遅れる不安や
クラブの先輩の目も気になったりして
しまいます。

で、この子は学校の配慮で学年が変わる
時に友達と同じクラスにしてもらいました。

それで学校へ戻れました。

そこで家に居た時にあった、友達と
繋がりたいという欲求が満たされました。

それなのに学校を嫌がりだしているのです。

その理由は、最初に戻ります。

思春期になって学校や家庭の価値観・雰囲気
と自分の個性・感性が合わないのです。

他の子は個性や感性がそれほど強く
ないので、今の学校や家の居心地が良い
のです。

不登校の子は秘めた個性が強いので、
無意識に学校や家の雰囲気を嫌がります。

でも、明確に「これが嫌!」と言えるほど
明確に自分の個性や感性が固定化している
段階ではないので、「なにか嫌。」と感じて
しまうのです。

中途半端な個性なわけです。

実は、このような子たち全員が不登校に
なっているかというと、違います。

強い心を育てられた子は行けます。

優しく良い子に育てると、その代わり
ストレスに耐える事ができなくなって
しまいます。

優しく育てるのはすごく良いのですが、
ストレスの多い世の中に耐えられない子が
どうしてもできてしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか?

それは学校・家庭で強い子に教育するのです。

ここで昔は親や教師が絶対権力を持って
意味も無く怒り散らしていました。

そんな事はもうやれませんし、やるべき
ではないと思っています。時代は変わり
ました。

そこで私がやっているのが、少し難しい
場面や環境がある活動をさせる事です。

例えば、学校行事とかなどで、今までに
経験させた事のない役割を与えて、強い
心を育てるようにしています。

これはとても教育者としての技量が必要です。

今までは、怒っていれば済んだ事です。
それをせずに遠まわしに育てるわけです。

「友達がクラスにいるから、もう大丈夫
だろう。」

と思うのは最初だけです。

次のステップである「強い心」「忍耐」を
教えてあげないといけません。学校程度の
ストレスに負けてしまう子です。

社会に出たら、この何十倍ものストレスが
襲い掛かってきます。耐えられますか?

おそらく無理だと思います。

だから、不登校の子には特別に他の子と
違う教育を与えてあげないといけません。

それなのに、不登校を「腫れ物」のように
接してしまい「強い心」を育てようとせず
失敗している学校が多いように感じます。

学校へ戻ったら、すぐに次のステップへ
進んで下さい。

それが「強い心」「忍耐力」を育てる事です。

このままではまた不登校になるかもしれません。
それほど不登校は簡単ではありません。

そうなる前に、今すぐ学校の先生に子供さんに
「強い心」を育ててもらって下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



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ステップ1:あなたと子供の状況
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