【不登校】道徳を教えると親の言う事を聞いてくれる
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
中学一年 息子が不登校気味です。
発端は前後の席の子の、言葉によるいじめでした。
四人に続けざまにやられ、うつ気味になり、腹痛、
頭痛、吐き気、下痢を訴えています。
本人も「自分がやられない人間になるのが一番だ。
でもどうしてもターゲットになりやすい。
どうしたりいいのかわからないし、もう頑張れない」
と、かなり冷静に分析できています。
私は「逃げることでは解決しないんだよ。つらかったら
保健室に行ってもいいから、勇気をだして学校に足を
ふみいれてごらん。この嵐が通り過ぎたら、
きっとすごく強くなってるよ」という励まし方をし、
叱ってはいません。
お伺いしたいのは、父親のかかわりかたです。
父親は「おれが介入したらお前（私）という逃げ場がなくなる」
という意見です。
長くなりましてすみません。アドバイスお願いします
******************終わり********************************
……
回答：
いじめによって学校へ行けなく
なってしまった子です。
どうしてもターゲットになって
しまう自分を冷静に分析しています。
そして、変われない自分にイライラ
してしまっています。
そんな子供に対して、父・母が
どう接すればいいのか迷ってしまい
答えが出せなくなっています。
完全に立ち止まっている状態です。
最初に先生が止めても、その後３人に
からかわれてしまいました。つまり、
今後も続くという事です。
それが冷静な判断だと思います。
このままなら、いじめられ続けます。
そのトラウマを背負いながら生きる
ことになってしまいます。いじめの
トラウマは子供の人生の足を引っ張ります。
では、なぜイジメられるのでしょうか？
あなたも少し思い出してもらうと
わかるように、クラスや学年に１人は
からかわれる対象者がいたはずです。
そして、その子はずっとからかわれて
卒業していきます。
それに気が付かない子もいます。
でも、気づいてしまう子は不登校に
なってしまうのです。
本当は、イジメないように周りの子を
教育しないといけないのですが、現代の
親はほとんど道徳教育をしません。
「子供の自由にさせて、苦労なんて
させたくない。」
という意識で子育てします。
すると、子供は、
「自分さえよければいいんだ。親が
何を言っても、自分が納得しなければ
やらない。」
と言いだします。
思春期の子供は動物的欲望が勝ってしまい
短期的な、目先の、自分だけのために
行動してしまいます。
なので、子供の自由にさせれば、テレビを
見続け、ゲームをやり続けます。
怠惰な生活と非道徳な思考をしていきます。
そんな傾向の社会にあるので、なかなか
今の学校では止める事ができないのが、
現実です。
ですから、いじめの被害者側が対応
しないといけないのです。
文句をどれだけ言っても仕方ないです。
では、どうすればいいのでしょうか？
最初にいじめられている子に対して
「逃げるな！」と言うのはあまり
よくありません。
子供が喧嘩で負けてきたならいいですが、
明らかに力差があって、一方的にいじめを
受けている状態です。
例えば、ライオンとうさぎがいて、うさぎに
立ち向かえと言っても百発百中でやられます。
うさぎにとっては、逃げる事が最大の戦略です。
今、このお母さんは立ち向かわせようと
していますが、現実は映画やドラマとは
違います。
うまくかわしながら生きていく人生もあります。
このように勘違いした状態でいるので
両親とも筋違いの事を気にしています。
この機会こそ、本当に父親が子供に人生や
生き方を教えられるチャンスだと私は思う
のですが、そこから父親が逃げています。
私の学校にも２学期から中２でいじめを
受けて転校してきた子がいます。
今は元気にやっています。よく話せる
友達も２人います。そして、これから
この子を強い子に変えていきます。
つまり、子供はまだ変わっていません。
周りの大人がこの子への接し方・教育を
変えると、普通に過ごせるようになります。
学校側が担任レベルではなくて、全体
として覚悟を持っていじめを許さない
態度を示せばいいだけです。
ライオンに対して、絶対にうさぎには
手を出すな、出したら終わりだよ。
と言っているかどうかです。
これが基本的な道徳教育です。
それが出来る学校を選んでいないなら
それはあなたの教育方針が間違っている
のかもしれません。
つまり、いじめられた子を今すぐ
変えるのは難しいです。いじめられた
のですから当然です。
やはり、基本に戻っていじめた側を
しっかり教育する事です。
それが出来る学校かどうかです。
少しだけ考え方を変えてみて下さい。
では、また。
青田
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