ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】身体症状の強い子への対応

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

もっと前から青田先生の存在を知っていたらと思う毎日です。
中3の娘の事です。中1の2月から不登校です。

真面目な子なので休んでも心を休ませることは出来ず、
なんで気持ち悪くなるのか早くよくなりたいと物に
当たったり大変な日が続きました。

中2の2月から相談室に戻りたいと言い出し、
大丈夫と思っていたら相談室で気分が悪くなり
手のしびれなどの他の症状も出てきました。

他の生徒さんは皆、教室に戻りましたのでうちの子が一人でした。

今、困ってる事は気分が悪くなってしまうからと相談室に
一人でいけないと言っているのを甘えているのではと
共感できず子供との信頼関係が築けないことです。

本人も気持ちの問題から気持ちが悪くなるとわかっているのに
なんで切り替えができないのと思ってしまいます。

うちの子のように身体症状が強い子にはどのように私が接したら
よいのでしょうか?

******************終わり********************************

……


回答:

すごく心の繊細な女の子ですね。

少し不安な気持ちが出てくると、すぐに
体にさまざまな症状が出てきます。

これは試験前や本番前にお腹が
痛くなったりするのと同じです。
月曜日の朝に会社に行くのが嫌で
頭痛になる人もいます。

繊細な心を強くしないとクラスへ
戻れない状態が続きます。

そして、自信を失い、自分を責め、
何も出来なくなってしまいます。

不登校以上の問題になるかもしれません。

でも、心が強くなれば、繊細な感性を
表現しても心が折れずに自分らしさを
取り戻してくれます。

では、何が原因なのでしょうか?

不登校になる子はとても感性が豊かで
同時に繊細です。

一見、見た目では判断がつきません。

私たちのような教育者になれば、
子供の目を見れば分かります。

でも、一緒にずっと過ごしていると
当たり前になって気が付かない事も
あります。

親としては普通に育ててきたはずでも
繊細な感性を持っている子にとっては、
自立が足りなかった可能性があります。

豊かな感性の割に強さが足りないのです。

だから、私たちはこの子を強くして
あげないといけません。

これが多くの不登校の子に共通する課題です。

しかしです。

子供が不登校になると、お母さんの中で
愛情で子供を守って囲う人が出てきます。

そうすると、どうなるのでしょうか?

弱い子供は愛情に包まれた世界にどっぷり
漬かってしまい、まるで赤ちゃんの時のような
感覚に陥ってしまいます。

そこから出れなくなります。

そうすると、思春期で出てきた自立心が
変な形で固定してしまい。

家の中で部屋に籠って、お母さんが食事を
運んでくるような状態になります。

不登校の子の多くは、愛情たっぷりに
育ちました。だから感性が豊かになった
と言えます。

だから、愛情は今以上必要ないのです。

愛情は与え過ぎると子供の自立を邪魔
してしまいます。

これを難しい言葉で言うと母性と父性の
バランスです。

子供を自立させようとしても、母親の
愛情が強すぎるとバランスが崩れてしまい
自立教育が薄まるのです。

「私がこの子を守ってあげないといけない。」

という気持ちは誰でも持っています。
間違いではありませんし、当然です。

しかし、それが強すぎると思春期では
自立の弊害を生みます。

それは、男の子でも女の子でも同じです。

では、どうすればいいのでしょうか?

例えば、私たちが月曜日の朝、会社へ
行きたくない気持ちになった時に
どうしますか?

この時と同じ状態に不登校の子はあります。

負けたら、不登校になります。
勝てば、学校へ向かいます。

私たちは「よし、やるぞ。」と強気に
なってストレスに勝ちます。

たったそれだけです。

そうやって家と会社とにある壁を
突き抜けていきます。もちろん、
会社に行けば会社での違うストレスが
掛ります。

「強気になるんだよ。負けそうになっても
気合いを入れな。踏ん張るんだよ。」

と最初は言ってみてください。

人生が辛いとか、社会は厳しいという
話をしても子供は理解できません。
余計に脅えてしまいます。

むしろ、社会に出る方が簡単で楽しいと
希望を持たせてあげる方が良いと思います。

でも、時に踏ん張らないといけない
状況もあるから、その時は、自分の心を
強気にするんだよ。

こうやって愛情ではなく自立という
声掛けをしてみて下さい。

その視点から考えると、今までと
違った道が見えてくるはずです。
特にお母さんは愛情の塊なので
見方が変わってくるはずです。

では、また。

青田

追伸:
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aota



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