ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】再び不登校

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問******************************************

中学校でほぼ2年間不登校でした。

高校ではきちんと勉強をしていい大学に進んで医者になりたいと・・・
家庭教師を付け勉強し私立高校の進学クラスに入学しました。

4月は半分くらい登校、だんだんと休むようになり・・・
今どうしたらいいのかわかりません。

中学校の先生、塾の先生、知り合いの中学校の校長先生、家庭教師、
快く受け入れて下さった高校の先生…皆さんに本当にお世話になったのに・・・
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

本人はクラスに馴染めない、友達が出来ない、成績が思ったより
悪かったのもショックだったと言います。

ラストチャンスだと思っていたので、この先どうしたらいいのか途方に暮れています。

******************終わり****************************************

……


私の回答:

少し考えてみて下さい。

どうしてこの息子さんは再び不登校に
なってしまったのでしょうか?

進学校に行ったからなのでしょうか?

人間関係が下手だったからなのでしょうか?

この問題に答えられないと、あなたも
子供さんを再び不登校にしてしまうか、
不登校を克服できない可能性があります。

しかし、この問題の答えをあなたが持っていれば
不登校を必ず克服する事ができます。

あなたの回答は何でしょうか?

なぜ学校へ行けなくなったのでしょうか?

子供が望んで医者になりたいと言ったし、
望んだ学校へ行ったのだから・・・

と、考えるかもしれません。

あなた以外にも、子供が希望した学校へ進学したのに
再び不登校になってしまったケースは後を絶ちません。

理由は簡単です。

子供の希望と不登校になった子供の原因を
改善する事は全く関係ないからです。

例えば、子供が人間関係作りが苦手で不登校になりました。

そして、中が校の間は不登校で高校進学の時に
やっぱり医者になりたいと言って進学校へ
入ったとします。

でも、その学校で人間関係作りを克服する事は
できるのでしょうか?関係なくないですか?

例えば、太っている人が体型を隠すために
黒い服を着てラインをぼやかしたとしましょう。

しかし、その人の食事量は変わりません。

どんどん太っていきます。

すると、あなたはその人に「食べるのやめて、
運動しなよ!」と忠告するはずです。

それと同じで、不登校の子供は問題の本質から
逃げようとする傾向があります。それにあなたが
追随したら意味がありません。

誰も止める役目がいなくなります。

目先の変化が欲しい気持ちは分かりますが、
短期的な欲を求めると必ず後からしっぺ返しが
きます。

今回も同じです。

子供が不登校になった原因を無視して、関係のない事に
注意を払ってしまったのだと思います。

本当に冷静に考えなければいけません。

おそらくあなたは「短期的な結果」だけを求める
癖を身につけている可能性があります。その癖に
気づいて、直そうとしないといけません。

そうしないと、私のような長期的に考える人間の
アドバイスを聞いても効果がなかったり、間違った
やり方を取ってしまうかもしれません。

あなたは痩せたいから痩せ薬とか下剤を飲む人、あるいは
食事を抑えて運動を毎日する人のどちらですか?

すべては一番最初の考え方が少し違う事で起きている問題です。

他の人の話を聞くと、よく分かると思います。

何が間違いで、何が正解なのかを自分の子供に
置き換えて考えてみて下さい。

では、また。

青田

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