ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】ひきこもりになる確率

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問*********************************

中2の娘は、中1の12月から不登校となり1年以上が経ちました。

昨年7月から、カウンセラーの先生の力添えで片道50分電車に乗って、
不登校相手の塾に通い始めました。

遠いことや金銭的なこともあり、週3回です。

通い始めても山はいくつもありました。

でも4月から学校に戻ると徐々に決心しました。

でも・・・

家では、気に入らないことがあったり、腹が立ったりすると、
自室にこもって怒っています。

私が話をしに行かないと、部屋から出てこず、
他者否定・自己否定を強くして行ってしまいます。

その状態に、私が話をしに行く限り、
娘のわがままが通ることになり、自律心が育たない、
と言われますが、どうしたらいいのか分かりません。

娘が機嫌を悪くして、部屋にこもってしまうのが怖くてたまりません。

どうしたらいいのでしょう。

ご助言頂けたら幸いです

******************終わり****************************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

では、話していきます。

子供が部屋にひきこもってしまって
どうしようも無い方もいらっしゃる
と思います。

まだ、あなたの子供さんがひきこもり
でなくても今後なる可能性はあります。

そうなったらどうしようもありません。

大人の『ひきこもり』は厚生労働省
算出によると70万人以上います。

予備軍は100万人いるらしいです。

「うじゃうじゃ」います。

つまり、『大人の不登校』です。

10年、20年のひきこもりは
当たり前の世界です。

ひきこもりの平均年齢は30歳です。

15歳からひきこもり続ける子供は
世の中にたくさんいます。

そうならない方法は、たった1つです。

『子供の自己重要感を満たす』

事です。

なぜ、子供は怒ったり不平不満を
言って親に反発するのか?

例えば、私たちは大人になりましたが
小さい頃から「親に認められたい」と
思っていたはずです。

テストで良い点を取ったら、母親の所へ
点数を見せに行ったりしました。

それは。親が認めてくれる=自分の存在が
認識できる。

と言う事です。

子供はあなたに認められたいのです。

つまり、親に認められ無い事が一番
子供にとっての怖れです。

だから、部屋に逃げ込む事でダメな自分を
隠したいだけです。

この心理がわかりますか?

あなたを恐れているのです。

これはあなたのせいではありません。
あなたもそうやって育ってきました。
世界中同じです。映画を見ればわかります。

親と子供の関係を子供の立場から
考える必要があります。

その意味でお母さんの言う事を娘さんが
聞くと言う事は、お母さんを信頼して
いるわけです。

娘さんが1時間もかけて塾に通うのは
親に認められるためです。

あなたに認めて欲しいのです。

だから「無理しなくもいいよ。」と
言っても無駄です。

その思考で脳が洗脳されているからです。

無意識に親に認められようとします。

そこで親のあなたが子供を認める
=自己重要感を与えればいいのです。

ステップ1:子供の現実・思いを考える

ステップ2:それを100倍にする

ステップ3:子供の思いに共感する

よーく子供の思いを考えて下さい。
ヒントはあなたの子供の頃です。

おそらく、あなたが子供の頃に感じていた事
と同じ事を子供自身は感じています。

それを100倍敏感に感じていると思って下さい。

同じ思いを持っているだけでは不登校には
なりません。不登校になる理由は、その感情を
普通の人の100倍感じる能力があるのです。

「どうしてそんな事で悩むんだ?」

と思うのは、不登校が分かっていない証拠です。

100倍感じているのです。

ここが分かるか、分からないかが
不登校克服の成否です。

このまま子供の思いを知らなければ
ひきこもりになって最低最悪の人生を
歩むでしょう。

そうなる前に、今すぐ子供に自己重要感を
与えて下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



質問はすべて下記からお願いします。

※質問・聞きたい事は必ず1つに絞って下さい。

ステップ1:あなたと子供の状況
ステップ2:困っている事・問題点
ステップ3:その問題点をさらに細かくする
ステップ4:そして、それをどうしたいのか?

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