ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】人間関係が下手な不登校

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問************************

1/18〜登校を拒否するようになりました。
原因はいじめ(嫌がらせ)です。

以前から「死ね」言われていたそうです。

それが1/14になって突然「もう限界だから学校には
行きたくない」と言い出しました。

理由は言葉での嫌がらせはなくなったが、
自分といる友達に用もないのにわざと話しかけてきたり、
面と向かてではないが聞こえるように「あのチビが」と言われたり、
こちらの方を見て笑ったり悪口を言われているからだと。

息子は人付き合いが得意ではなく
中学入学後も円滑な関係を築けていなかったようです。

登校時間間近になると唸りながら葛藤しています。

登校拒否のきっかけは嫌がらせかもしれませんが
本人に起因するところが大ではないかと考えています。

普通であればいろいろ経験し、いろいろな人と関わっていくうちに
社会の中で生きていく術を学んでいくのでしょうが、中間という
発想がとれない息子にとっていろいろな経験や人との
関わりが苦痛でしかないのが問題点です。
  
何かアドバイスをいただけましたら幸いです。

******************終わり***********************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

では、話していきます。

子供がいじめを受けて不登校になった
としたら、あなたはこのお母さんのように
考えるでしょうか?

1:自分の子供にも原因があるタイプ

2:いじめをした子がすべて悪いタイプ

この2つに分かれます。

どちらが正解とかはないのですが、
この2つに分かれるのは確かです。

今回は1のタイプについてです。

そういうタイプの方はこう考えます。

「子供がいじめを受けたのは、子供にも
原因がある。だって、いじめられない子供も
いるんだから、何か私の子供にあるんだ。」

「いじめる側も人を選ぶんだから、私の
子供に問題があるんだと思う。」

「こんな事でつまづいていたら、将来、
会社でもいじめられてしまう。」

実は、「いじめ」を受けた子供でも
不登校になる子とならない子がいます。

激しい暴力を受けている子供でも
親に隠して学校へ登校し続ける
子供もいます。

最近はいじめによる『自殺』が増えています。

川崎の中3いじめ自殺事件:
http://www.futoukou.com/?p=395

このまま放っておくと最低最悪の
状況になる可能性もあります。

では、どうやって人間関係を
改善すればいいのでしょうか?

「同じ性格の人を見つける」

です。

私の学校ではこの事をやっています。

どういうことか説明します。

不登校の子供の中には、人見知りが
激しくてほとんど話さない子供が
います。

そんな子供は普通の学校なら孤独で
不登校になるに決まっています。

それを回避するために、私は同じ性格の
子供を大人たちが探し出して、同じクラス
や寮でいっしょに活動させます。

そうすると互いに話をはじめてだんだんと
友達の輪が広がっていくのです。

ここで多くの親は間違いを犯します。

それはカウンセラーに行かせる事です。

子供とどれだけ話をしてもまったく
人間関係を構築できるはずがありません。

例えば、野球をやるのに本を読んで
上手くなろうとしているのと同じです。

野球を上手くなるには実際に試合を
やらないといけないのです、練習試合も
せずに上達する事はできません。

人間関係も同じです。

人と関わらずに解決はしません。

しかし、いきなり強豪と試合をしても
意味がありません。

自分と同じぐらいのレベルのチームと
試合をして徐々に上げていけばいいのです。

だから最初は、「同じ性格の人」と
慣らすのがいいのです。

ステップ1:子供と同じ性格の子を探す

ステップ2:その子とグループ活動をさせる

たったこの2ステップをやるだけです。

この事が「なぜ」か出来ないのです。

いじめを受けた子だけではなく、不登校の
子供も同じです。

人間関係が下手・社会性がない不登校の
子供にはこうやって人間社会を教えて
あげないといけません。

そうしなければ、就職もできません。

結婚もできないでしょうし、あなたは
孫の顔を見る事もできないかもしれません。

そうなる前に子供に人間関係力・社会性を
身につけさせて下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



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ステップ1:あなたと子供の状況
ステップ2:困っている事・問題点
ステップ3:その問題点をさらに細かくする
ステップ4:そして、それをどうしたいのか?

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