ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】学校へは行きたくない、と泣き出す娘。

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

小6の次女が夏休み明けから学校へ行くのを嫌がり、とうとう
玄関で固まってしまったので休ませました。

ネットで知った心療内科の先生の情報に基づき、登校刺激を
与えず本人が元気になるまでゆっくり待とうと思い実行してきました。
絵を書いたり、百人一首をしたり、ビデオやゲーム、一緒に料理もします。

失っていた、食欲と笑顔も戻り、ほぼ元通りになったかと
思いましたので、昨日少し背中を押してみました。

「学校へ行けるくらい元気になったら旅行へ行こうか?」と
「学校へは行きたくない」と泣き出しました。

不登校の理由は、はっきりしませんが、友人関係のトラブルでは
なさそうです。本人は「給食を早く食べないといけない全員が
食べ終わらないと、休み時間が始まらない・・」「テストの点数を
気にしないといけない」「運動会、駅伝も嫌になった」と楽しみに
していた行事まで否定的です。

娘にかかる負荷を取り除いたつもりですが、心の傷として
残っているのか、どうすれば娘は自ら登校するようになるのでしょうか?

******************終わり********************************

……


回答:

娘さんの心の中を知れば知るほど
私たちが辛く苦しくなります。

でも、どうやって背中を押してあげれば
良いのか分からない。何を言っても、
動こうとしない。

「もー、どうしたらいいんだよ!」

とイライラしてしまうのは当然です。

まして、不登校になった原因が分からない
のですから、手も足も出ません。

このまま何も分からないと、何をしても
子供は学校を拒否して中学でも不登校が
3年間続いて、高校も行けず、自分の部屋で
ずっと引きこもる可能性があります。

原因が分かって、それに沿って対応すれば
再び元気で明るく学校へ通ってくれます。

では、なぜ不登校になったのか?

この子も原因が分かりません。

だから、「どうして学校が嫌なのか?」
と悩んでしまって心も弱っています。

9割以上の不登校の子は明確な原因はないです。

イジメでも人間関係でも、勉強でも
ありません。だから難しいです。

私も苦労しました。

結論を言うと、思春期になると子供の
個性や感性が徐々に出てきます。それが
今の教育環境と合わなくなってきたのです。

はっきりと出ていないので、子供も
無意識レベルで拒否しています。

なので、子供も原因が分かりません。

原因がわからないと人は苦しいので
友達が嫌とか勉強が嫌だと言って自分の
心を安定させようとしています。

子供が口で言った事を素直に信じると
間違った対応をする事になります。

私も失敗しました。

勉強が嫌だというので、勉強をさせ
ないと勉強が遅れていき、さらに
子供の心が傷つきます。

同じような失敗をしていませんか?

子供が成長して感性が変わって来たのに
周りの教育環境や価値観は変わりません。
学校だったり家庭の価値観と子供の感性が
合っていません。

例えば、野球のイチロー選手が日本に
居続けたら、彼は耐えられたでしょうか?

おそらく無理だったと思います。

彼の能力や才能を発揮できる場ではなかった。

何となくわかりますか?

でも、イチロー選手は悩み苦しんだけど
アメリカへ行く行動をしました。

不登校の子とは違います。

その差が「自立力」です。厳しい練習に耐えて
自分の足で生きていく術を身につけていたので
引きこもることなく、行動しました。

不登校の子に足りない力です。

感性が豊かで繊細な神経を持つ人が
全員、不登校になるわけではないです。

自立力が助けとなります。

大人のうつ病患者が急激に増加して
います。これも日本人に自立力がなくなって
きた証拠だと思います。

では、どうすればいいのでしょうか?

子供は家にいるので変わらないです。
自立力も家で1人で居ては育ちません。

変わらない子供が変わっていない学校を
嫌がるのは当然です。自分の感性と合わない
雰囲気の所なわけです。

「この子は他の子と違う感性を持って
いるんだ。」

と気付く事が大切です。

それを知るだけで、子供に対する見方や
接し方が勝手に変わっていきます。

あなたがどれだけ変わっても学校が
変わらないと意味がありません。そこで
学校の先生と話をしてみてください。

そこでアイデアを互いに出す事です。

「そんな、学校の先生だからプロ
のはずですよね。なんで、私から頼まない
といけないんですか?」

と思われるのは、不思議ではありません。

実際、私のように不登校に20年以上
ずっと関わっている学校は日本に
ほとんどありません。

だから、専門的に勉強している先生もいません。

なので、自分のクラスから不登校が
出たら、その場その場で対応します。

知識を勉強する時間もありません。

そこで、あなたが学校の先生に私から
学んだ知識を共有してみてください。

原因はわかりました。

あとは、学校と家での接し方を変えて
いくだけですよね。

このまま変わらない対応をすれば、ずっと
不登校が続きます。本当です。

中学・高校の楽しい思い出がないまま
大人になる子供にしたいですか?後悔
ばかりの人生を歩むかもしれません。

そうなる前に、今すぐ学校の先生と
感性な子供が喜ぶ環境を相談して下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



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