ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】友達との関係がキーポイント

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

青田先生いつもありがとうございます。
先生のお言葉にとても励まされて、諦めずに
気長にがんばっています。

公立中学でいじめに会い、不登校になり、
私立の女子中学に中1の10月から転校しましたが、
新しい環境になじめず3日で行けなくなりました。

現在中3になりますが、まず生活リズムを整えてから、
母同伴で校門タッチ→担任面談→クラスの友達と学校外で遊ぶ→
別室登校→クラス復帰までほぼ1年がかりですすめ、
現在2時間目〜5・6時間目まで別室登校と併用で
教室に通えるようになりました。

気を付けるべき点を教えてください。
よろしくお願いします。

******************終わり********************************

……


回答:

お母さんの忍耐力はさすが母親です。

男の人では無理な事です。母性の
なせる事だと思います。

そして、しっかりとステップを踏んで
いくことで子供の不安の壁を少しずつ
乗り越えさせています。

素晴らしいです。

ここからがさらに大切になります。

学校へ戻ったとしても、すべての
授業を普通に受けられるようになった
としても、不登校克服ではありません。

ちょっとでも嫌な事があれば、再び
不登校になります。

そうならない強さが必要です。

今までは、弱い子供に合わせて
不安の壁を低くしていました。

親の手から離れた時に大丈夫でしょうか?

では、何がポイントか話していきます。

まず最初に、この子はイジメられて
不登校になりました。

イジメの内容がわからないのですが、
女子からなのか、クラス全体なのかで
少し違ってきます。

基本的には、人間関係が苦手です。

思春期の子供たちが一番欲しているのは
友達との繋がりです。

何をしてでも友達と繋がろうとします。

時には、悪い事をしてまで友達との
繋がりを優先します。

イジメも同じで、悪い事だと知って
いながら、友達同士の結束を強める
ためにターゲットを決めて除外します。

それぐらい思春期の子は友達が
大切なのです。

だから、思春期にうまく人間関係を
つくれないと、イジメをうけたり、
自分から不登校になるのです。

ここで繋がりについてもう少しだけ
話します。

不登校の場合で、

「この子には友達もいますが、
不登校になりましたよ。」

と言われる方がいます。

そうなんです、友達がいるのにも
不登校になってしまいます。これは、
一見、友達同士に見えても上辺だけの
付き合いになっているのです。

深い仲ではありません。

なぜ深い仲になれないかと言うと、
自分の心をさらけ出す事を恐れて
いるからです。要は自信がありません。

やっぱり、強さがありません。

私たちもすべてをさらけ出す事は
ありませんし、自分を作っています。

それで深い繋がりがなくても生きています。

なぜなら強さを持っているからです。
親なのか周りの環境なのかで、自然に
強さを身につけてきました。

思春期という時期もあり、友達を
すごく求めています。

だから、家に居る時にネットの
掲示板を訪れて顔も素性も知らない
人間と関わろうとしています。

大人の感覚とは少し違います。

では、どうすればいいのでしょうか?

2つの事を同時に進行させて
いかなければいけません。

1つは子供同士をつなげるような
環境を用意する事です。例えば、
文化祭で遅くまで一緒に何か作業を
したりする事もひとつです。

寝食をともにするのもひとつです。

そうやって深く繋がる機会を与えます。

これは、楽しいだけで子供の強さは
育ちません。

そこで2つ目は、強さを与えるための
環境も与えてあげます。

例えば、文化祭で屋台をやるとしましょう。

これは友達関係は仲良くなりますが、
別に売れても売れなくても、どうでも
いいことになります。楽しいだけです。

しかし、ここで売上げ目標とか
ランキングとかを用意すれば違います。

社会に出れば売上げがなければ、
大変な事になります。必然的に
鍛えられます。

そういうことを同時にやる事が
大切です。

友達との繋がりなので、家では
できません。親が愛情で子供を
包み込んでも関係ないことは、
理解できたと思います。

こういうことを学校でやってもらえる
ように相談してみて下さい。

学校に戻れても、少し嫌な事が
あればダメになります。

そうなる前にしっかりとこれら
2つの事を行って下さい。そうすれば
再び不登校になる事はありません。

では、また。

青田

追伸:
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aota



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