【不登校】女子の視線が気になる中１
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問******************************************
中１男児の母です。
小さな頃から、人見知りが強く、口数も少なく、
大人しい性格の子です。
単純に、欠席理由を聞くと、入学当時からクラスの
女子三人が、ずっと自分を見ている、、、嫌で嫌で
仕方ないっとの事。邪魔だって感じの視線で、自分
の事を教室、廊下で、見てくるっと言います。
約一年、ずっと嫌だったけど、学校休めないっと思い、
我慢して頑張って学校に行っていたと言います。
「サッカー部には出たいけど、学校には絶対行きたくないっ。
学校に行く位なら楽しい事なんて無くていいっ。
一人で、誰とも関わらず、家にいたい。」っと。
先生、友達が、訪問しても、会う事を拒否します。
家の中では普通にすごしています。わたしとも
冗談言ったり、弟とふざけたりもします。
様子を見て、学校の話題を持ちかけるとやはり、
「学校には行きたくない。」っとハッキリ。
やはり、心の中では、焦っている自分がいます。
まだこの状況のまま、見守っているのがよい
でしょうか？何か、アドバイスありましたら
どうぞ、よろしくお願い致します。
******************終わり****************************************
……
回答：
私のアドバイスは、そこから何か１つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
このようなタイプの子を私は２０年以上
も教育してきました。
もし、このまま何もせずに待ち続ければ
中学３年間不登校になるでしょう。さらに
その後は高校にも行けずに、周りの子から
ずっと遅れて社会的に孤立するかもしれません。
いや孤立すると思います。
実際に、今、私のところに来ている高校３年生
の男の子は、この子と同じように中１の最初
から不登校でした。
中学３年間不登校で自信を失い、高校進学を
あきらめていました。
それで中学卒業後、２年間もひきこもりました。
お父さんが私たちの所へ相談に来て、２年間
アドバイスと支援を続けて２年遅れで高校１年
としてやり直したのです。
この子は本当に良いお父さんを持っていたから
ラッキーでしたが、普通ならもうダメです。
今は高校３年生で大学進学が目標で毎日
勉強して、後輩の学習もサポートしてくれる
良い先輩になりました。
では、何がこの中１の子を止めているのでしょうか？
まず、この子が言っている女の子と言うのは
小学校からの同級生なのでしょうか？おそらく
書き方からすれば違うのでしょう。
あまり、男の子が女の子の目線が気になる
と言う話を聞いた事はありません。
珍しいケースかもしれません。
ということは、つまり他の不登校の子よりも
さらに心が繊細だということです。
もっと言うと、私はお医者さんではないので
正しい事は言えませんが、対人恐怖症の前兆
の傾向があるかもしれません。
推測ですから、信じないでください。
私が言いたいのは、不登校の子はそれぐらい
繊細な神経を持っているので、心の病気と
間違えてしまうのです。
この繊細な神経がこの子の才能です。
でも、この才能を発揮するには土台が
なければ崩れてしまいます。それが
生きる力だったり、人間的な強さです。
自信と言っても良いかもしれません。
周りの目や世間の声に惑わされずに
自分を信じて生きる事ですよね。
じゃあ、この繊細な性格と関わらずに
生きていけるかと言うと無理です。
子供はこの才能を持って一生いきて
いくのです。
だから、私たちはその才能を生かせる
ように子供を教育していくのです。
どうしても私たちは子供の言い訳とか
表情とかに注目して才能に目が向かう
事はありません。
不登校の原因になっている事が、子供の
才能そのものと言う事です。
言い方は悪いですが、すぐれた才能
そのものが子供を不登校にしている
と言えるかもしれません。
では、どうすればいいのでしょうか？
この子の場合、女の子からの目線を
直接的な原因だと言っています。
心理的にはいじめられているのと
同じ状態です。
多くの不登校の子は学校に不満は
ないけど、何故か行けないという
原因不明型です。
でも、こうやって原因があるとすぐに
教室に戻るのは難しいです。
いじめられている子にいじめられに
クラスへ戻れ、とは言えません。それと
同じ状況だと理解して下さい。
子供に学校の話をすると、子供の
頭の中では「学校＝クラスへ戻る＝
女子の目線」という方程式ができ
あがっています。
だから、かなりしっかり話をしないと
いけません。
何気に親が学校の話をしても子供の
捉え方は全く違います。
ゆっくり具体的に話してみてください。
ステップ１：共感する
まずは、周りの目が気になって学校へ
行けないという感情に共感して下さい。
ステップ２：現状について聞く
学校へ行けていない事は、やっぱり
駄目だと思わないか？と質問する
ステップ３：解決策を聞く
どうすればいいと思う？と考えさせる。
・・・
まずはこの３つのステップを
行って下さい。ポイントは、
あなたが話すのではなく、子供
に聞いて話させる事です。
そうしないと、今はあなたの事を
子供は警戒し続けてしまいます。
このまま待っていて、子供の心が
落ち着くかどうかはわかりません。
１日経過すれば、授業に遅れ、友達
とも疎遠になり、学校へ一層戻れなく
なってしまいます。
そうなれば、中学３年間不登校です。
それでは、今すぐ子供と会話をして
聞き出してみて下さい。
では、また。
青田
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