ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】過保護が不登校の原因なの?

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

青田先生 分かり易く解説していただき、参考にさせていただいています。

祖父母と同居の母子家庭で中2の男子、中1の3学期の終わりに
「ちょっと休ませて欲しい」から休みだし、「自分の表現の仕方が
分からない」「大人数の騒がしいのが苦手」等の理由から学校へ
行きたくないとなりました。

優しく繊細な子供です。

私には色々話してくれ、理由はだいたい部活の友達関係のようです。
本人が別室登校を選び現在通学して1ヶ月半ほどです。

休んでいる間も「夜早く起きて、朝はちゃんと起きる」
「朝、昼、晩食事もきちんと採る」事を条件にしましたので、
むしろ問題が起きる前より規則正しい生活です。

愛情いっぱいの過干渉だった(甘やかし)私自身子育てを見直し
、感情的にならないよう叱る所は、叱るをしています。

本人は別室登校で「だいぶ言いたい事が言えるようになった」
など前向きで、自分の長所も分かっています。

現在、友達の接触は全くありません。休日も家の中です。

反抗期はあるものの親子関係も、学校の先生との関係も良好です。

よろしくお願いします。

******************終わり********************************

……


回答:

不登校の典型的なタイプの子です。

お母さんも何が足りないのか、よく
理解していらっしゃいます。

そして、明らかに足りない物があります。

それを埋めてあげないと、この子は
ずっと人に対して脅えながら生きていく
ようになってしまいます。

実は、まだこの状態では不登校から
抜け出すことはできません。

あなたは何だと思いますか?

これをクリアできれば、子供の
不登校は解決できます。

そして、笑顔の親子が戻ってきます。

では、何が足りないのでしょうか?

お母さんが言われているように、友達と
付き合うのが難しいです。これは自分の
内をさらけ出せないのです。

自分が弱いので、自分を防御します。

そのため、友達と繋がれないのです。
まずこれが1点目です。

次に、不登校の子は感性が豊かです。
今の教育環境が自分の感性とかけ離れて
いると合いません。

感性とは思春期にはっきりと出てきます。

だから、親も本人も思春期にならないと
この事に気が付きません。

感性が豊かで周りと合わない問題が
あります。これが2点目です。

例えば、ソフトバンクの孫正義さんという
方がいます。彼は、幼少期に凄まじい生活を
して、凄まじい自立力をつけました。

そして、福岡で一番の進学校へ入りましたが
彼の感性に合わなかったのです。

そこでアメリカへ留学しました。

アメリカへ留学したから、自立力が付いた
のではなくて、その前に自立力があったから
行動を起こせたのです。

彼に自立力がなければ、おそらく
不登校になっていたでしょう。

私は不登校の子は孫さんに負けないような
独特な感性を持っていると思っています。

しかし、その感性を発揮するには自立力が
伴わなければいけません。

つまり、不登校の子は自立力と感性の2つを
同時に満たしながら教育していかないと
いけないのです。

わかりましたか?

これを満たさずに家に居る期間が長いと
不登校の子は精神がやられてしまいます。

不登校は病気ではありません。

しかし、不登校が長期化してしまうと
精神病になり、病人に変化してしまう
のです。こうなれば、教育ではなく
お医者さんしか治せません。

逆に、不登校はお医者さんでは治せません。

規則正しい生活をさせるのは、精神的に
不安定にならないためにやっています。

自立とは関係ありません。注意が必要です。

なので、自立力をつける事が必要です。

では、どうすればいいのでしょうか?

自立力とは、教育用語では「父性」です。
これは普通は父親が役目として持っている
ことなのですが、母親だけでも可能です。

なぜ父親の役目かと言うと、母親は本能的に
「母性」を持っているからです。

「父性」は本能的なものではなくて、社会的
なものなので、頭で意識的に行わないと
いけません。

なので、母親一人でもできます。

「お前、こんな事で負けたら駄目よ。
負けてるのは、あなたが自分に負けてる
だけ。男ならこんな事で負けるな。
歯を食いしばってでも生きるんよ。」

・・・

これが自立の子育ての1つです。

例えば、欧米では昔から自立力を
つけるために全寮制の学校へ子供を
入学させていました。

それも貴族や支配者層が中心です。

今でもそうです。イギリス王室は
昔からずっと子供を全寮制の学校へ
小学校を卒業したら入れています。

自立力の大切さを知っています。

ノーベル賞の山中教授と共同受賞
したイギリスのゴードン教授は
全寮制の出身です。

優れた人たちは子供にいかにして
自立力を身につけさせるかを考えて
いました。

昔は貧富の差が激しかったので、一般人
はすぐに働かないと生きていけませんでした。

なので、親もそんな事を教えませんでした。

でも、私たち一般人は昔よりも生活が
豊かになり、100年前の貴族よりも便利な
生活をしています。

だからこそ、子育てでは貴族のように
自立の大切さを考慮すべきです。

このお母さんも過干渉=愛情=母性しか
与えていなかったと認めています。
すばらしい人です。

次は、父性=自立です。

ただし、父性=厳しいではないです。
これがまた難しい点です。

何でもかんでも厳しくすればいいのでは
ありません。厳しいのは我慢を学ぶだけで
自立という、自分から立って歩く事は
学べませんよね。

あくまで「自分で考えて、自分が責任を
持って、自分が決めて、自分が実行する。」
というのが自立です。

人から言われた事を言われた通り我慢して
やるのとは違います。

よく、ガミガミ言うだけの親がいます。

「勉強しなさい!将来どうなってもいいの?」

これは自立とは関係ありません。自分の
イライラを子供にぶつけているだけなような
気がします。

これから少しずつ父性についても話して
いきますので、安心して下さい。

最後に、父親がだらしなくてお母さんが
「お父さんのようになっちゃだめよ。」と
言ってしまうと駄目ですよ。

家庭のバランスを崩してしまいます。

では、また。

青田

追伸:
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aota



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