ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】朝になると静止する子供

青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問******************************************

学校に行かれない理由は、自分では「ない」と思うと言うのに
朝なんとか、目覚めても本人が、言うには、長く欠席しているからか、
制服をきるのが、面倒になるというのは、
なぜですか?

******************終わり****************************************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

不思議ですよね。子供は数時間後には
全く反対の事を言ったりしてしまいます。

子供の言う事に振り回され続けていると
親が先に潰れてしまいます。

おもちゃ屋さんで「これ買って!これ買って!」と
子供に言われて買い続けたら、こちらが破産して
しまうのと同じです。

子供を動かせないと不登校が長期化するだけでなく
世間や親戚からもダメ親というレッテルを貼られて
惨めな生活をしなければならなくなります。

このわがままな子供をコントロール出来れば、
不登校も解決する事ができます。

では、なぜ子供はこんな不安定なのでしょうか?

実は子供も含めて私たち人間は「感情」で行動します。

特に大人は理屈というか論理的に考えて行動を
しているように錯覚しているのですが、論理は
後付けでしかないです。

もし、論理的に行動しているならみんなテレビなど
見ずに本を読んで勉強をして、英語をマスターして
無駄遣いなどせず豊かに暮らせているはずです。

馬鹿な失敗などしないはずです。

みんなスリムでダイエットなどしなくても
健康的になっているはずです。

その理由は私たちが感情で判断して行動しているからです。

例えば、あなたがお店でTシャツを買う時に
黒なのかピンクなのかをどう判断しますか?

この色は既に持っているから…、と考えるかもしれませんが
その前にこのTシャツを来ている自分を想像して、どちらなら
格好よく、綺麗に見えるかを感情的になって決めています。

その後に論理的な理由を付け加えています。

アメリカである女性が交通事故に遭って脳の感情
を司る部分を損傷してしまいました。

回復後、彼女は大好きだったハンバーグと大嫌いな
魚料理のどちらが食べたい?と聞かれた時に、
彼女は選べなくなってしまいました。

「私、決めれないです。」

人は感情が無いと何も決められなくなってしまうのです。

ということは、つまり、子供も同じように
感情によって行動しているわけです。

理屈では学校へ行かなければいけないと子供は理解しています。

この場は親に「学校へ行くフリ」をした方が
良いだろうぐらいに考えている事があります。
親に怒られたくないという感情がそうさせます

実際に朝起きてみると目の前に学校が迫っていますから
感情がどんどん沸き立って論理では抑えきれなくなったのです。

制服を着てしまったら、それは学校へ行くと言っているのと
同じになってしまうので、体が無意識に制服を着る事を
拒否しているのです。

さらに難しいのが感情はほとんど無意識レベルの決定です。

人が好きとか嫌いに論理的なものはないですよね。
何か分からないけど好きだったり、嫌いだったり
してしまいます。

感情判断は無意識に行われています。

「じゃあ、私にはどうする事も出来ないのですか?」

と思われるのは当然です。

しかし、心理学者はこう言っています。人は社会的な生き物
なので一人で生きていく事はできません。必ず人と結ばれている
事を望んで生きています。親和欲求と言います。

感情的に人と群れようとします。

その前提があるので、無意識レベルで友達を欲しているのです。
ですから安心して下さい。

友達と遊びたいけど、その友達に何を思われているのかが
不安なのです。そこで孤独感に襲われているわけです。
それが制服を目の前にすると感じてしまうのです。

面倒というのは言い訳にしかすぎません。

理由はわかったでしょうか?

この事を前提にして今までのアドバイスを使って
接して下さい。

では、また。

青田

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