ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】子供を潰す親の言葉

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問***************************

いつもメールありがとうございます。

青田先生の学校の子供たちはすごいですね。不登校でも変わる事が
できるんだって希望が持てました。でも、本当に不登校だった子が
そんなに大きな変化を起こせるのでしょうか?変われるのでしょうか?

一部の子だけなのでしょうか?何が他の学校と違うのでしょうか?
教えて下さい。

******************終わり*************************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

人って面白いですよね。

1つ上手くいくと、これもあれも達成したいと
欲が欲を生み出してしまいます。

不登校を克服したら、次はこれを達成したいと
思うようになるのです。私の子供もあんな風に
なってほしい・・・

これが子供を苦しめます。

あまり私の学校の事を話したくないのですが、
質問がたくさん来ているので仕方なく話します。

私の学校ではなるべく価値観を多様化させています。

普通の学校は「勉強さえ出来たらOK」と
いう価値観です。別にこれが間違っているとは
思いませんが、救われない子が多く出ます。

だから、スポーツをやる子だったり、劇をやる子や
ダンスをする子など、多様な価値観を認めています。

でも、口で「多様な価値観を認めなさい」と
言っても、そんなの上手くいきません。
勉強が一番だとみんな無意識に思っています。

そこで、私は行事・文化祭などを通じて多様な価値観を
認める下地を生徒や教師の脳に作っています。

あなたが中学・高校時代にも勉強はダメだけど、
人をまとめるのが上手だったり、文化祭で
才能を発揮する友達がいたはずです。

しかし、ここで間違って欲しくないのが
「何でもあり」ではないと言う事です。

音楽が好きだからバンド活動をやっている。
というのは、才能でも何でもありません。
それは、ただのお遊びです。

その辺が分からずに「自由」だと叫んで教育を
していては不登校の子供を潰してしまいます。

どんな事でもいいのですが、そこに高い目標が
あって、それを達成する過程で子供は成長して
いってくれるのです。

その環境を作って、後押しするのが教育です。

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全国高校ダンスドリル選手権:日生第二高、全国へ 不登校乗り越え

毎日新聞 7月19日(火)11時17分配信

 津市白山町八対野の私立日生学園第二高ダンス部が、「全国高校ダンスドリル
選手権大会2011東海大会」で、12人以内のチームで争うヒップホップ部門
スモール編成の3位に輝いた。同部は27、28日、東京都渋谷区の東京体育館
行われる全国大会に臨む。8人の部員のうち、7人が不登校経験者で、人生を変えた
ダンスで、全国の頂点を目指す。

 顧問の安部竜也教諭(24)によると、部員の大半は当初、ダンスを始めるまで
打ち込むものがなく、人間関係などでも悩んでいた生徒が多かったという。だが、
ダンスを始めるようになって「人前で自分を表現できるようになった」とすぐに
魅了され、全員がのめりこむようになったという。

 平日の放課後は筋力トレーニングや走り込み、ダンスの基礎を重点的に練習する。
大会が近づくと約2時間の夜間練習も行い、本番さながらに動きを合わせる練習など
に取り組む。本番用の衣装は、女子部員7人が協力して製作した。

 部長で3年の高柳絵美さん(17)は「高校の先生になってダンスを教えたい。
ダンスが人生を変えてくれた」と笑顔を見せる。全国大会を前に、厳しい練習に
励む部員たちを見ながら、安部教諭は「ダンスを始めてからみんな活発になり、
表情も豊かになった」と目を細める。

 全国大会の目標を優勝と決め、その先の世界大会を目指す。部員たちは
「みんなで気持ちを一つにして必ず優勝したい」と意欲をみなぎらせている。
【谷口拓未】

7月19日朝刊

引用先:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00000068-mailo-l24

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自由に好き勝手やらせるのは、放任です。
無責任だと思っています。1000人に1人
ぐらいはそれでも上手くいくでしょうが、
残りの子供は潰れていきます。

ちょっと話がズレていっているので本題に入ります。

私の所に来た不登校の子供が全員、自分の
才能をわずか数年の間で開花する事はできません。

私は嘘はつきません。正直に話します。

ステップ1:不登校を克服
ステップ2:才能を開花させる訓練
ステップ3:才能を開花

・・・

こんな順番なのです。

だから、ステップ1に1週間の子供もいれば
1年かかる子供も2年かかる子供もいます。

不登校の克服とは学校へ通うというレベル
の話ではなくて、自分に自信を持って生きて
いけるかどうか、という高いレベルの話です。

その次にというか、同時並行的に才能を
開花させる訓練をします。

そのために何の才能を子供が持っているかを
把握する作業があるのです。それから才能を
鍛えて訓練して開花させます。

高校から入学したら、わずか3年しかありません。

その中で開花出来る子もいれば、その後の人生で
開花させる子もいます。

だから全員が開花できるのではありません。

私が約束できるのは不登校を克服するという
ステップ1だけです。それ以外は追加でしか
ないということです。

本当に子供たちはがんばって笑顔で生活を
してくれています。

多くの親御さんが不登校だった時の我が子との
違いに驚き、感謝の気持ちを持ってくれているのが
私の誇りと生きがいです。

あなたが子供に何を期待し望むのかは
わかりませんが、成長には訓練が必要です。

例えば、ダンス部の子供たちは体育館で
ずっとずっと誰よりも練習しています。
日曜日も朝から練習しています。夏休みや
春休みも学校に残って練習しています。

クラブ活動ってやっぱり大切ですね。

よくクラブ活動が原因で不登校になった子供を
クラブのない学校へ入れたりする人がいますが
やっぱり考え方が逃げの発想です。

訓練する場を子供から奪っています。

可能性が1%でもあるなら、私は子供に
クラブ活動をさせてチャンスを掴んで
欲しいと思っています。

当然ですが、私の学校では普通の学校よりも
チャンスのある場をたくさん用意しています。

1:学校
2:クラブ
3:行事
4:寮

・・・

です。

普通の学校は1と2だけです。
不登校を受け入れる学校は1だけです。

私は逆に2倍も4倍も機会を用意して
不登校の教育をしています。考え方が
全く違うと言う事です。

当然、やっている私たちは大変ですが
高い結果が出るのは当たり前です。
だから、全国から多くの子供たちが希望を
抱いて入学して来てくれます。

何度も言っていますが、あなたに私の学校は勧めません。

覚悟の無い人には入って欲しくないからです。
私に預ければ何でも解決すると安易に考えて
いる人には来て欲しくないのです。

本気の人でも希望者が多くてお断りしている
状態です。

親の教育方針や考え方が子供の人生を
左右する事に気がついて下さい。それが
子供を救う事になるはずです。

では、また。

青田

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aota


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