【不登校】夫婦会議
青田です、
以下のメールが届きました。
******************質問******************************************
こんにちは、いつも先生のメッセージ読ませて頂いてます。
今現在,中学2年生の息子は学校へ行ったりいかなかったりです。
お友達に誘われれば、行っている感じです。
不登校のきっかけは友達とのトラブルでした。
今は和解している部分もあります。一部未だ解決していないようですが、
気にしないようにしているようです。
しかし今は、ネットゲームにハマリ遅い時間までやってます。
朝も辛く起きられない、無理やり起こす状態です。
無理やり止めさせ寝るようにしているじょうきょうです。
まさに昼夜反転です。こういう場合親は、どのように接触
するべきでしょうか?
色々考えてみるのに、1年生の半ばより成績も下がり、
うまくいってた友達ともギクシャクし、親からも、
先生からも、成績のことで攻められ、自信を失っていたのではと思います。
褒めることを忘れていました。
主人も今回の不登校の事で激怒してかなり叱りました。(逆効果でしたが・・・・)
今後何からはじめたらよいでしょうか?
******************終わり****************************************
……
私の回答:
私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
今回の質問を見て頂いたらわかるように
質問が幾つもあるので焦点が見えません。
これが問題を解決できない理由です。
悪い事を気にし始めると、そこにばかり
目が行ってしまうのです。嫌いな人の
良い面には絶対に目はいきません。
その悪循環に入っています。
これは「脳」の仕業です。
脳にはRAS(網様体賦活系)と呼ばれる
神経線維があります。これはフィルターと
同じです。
例えば、あなたと私が同じサッカーボールを
見たとしても何を感じるかは別々です。
小さい頃の思い出であったり、有名なサッカー
選手を思い出すかもしれません。理由はすべて
の人で脳のフィルターが違うからです。
子供に対しても同じです。
例えば、私の場合は最初に褒める所を見つけます。
子供が喜びそうな部分を褒めます。「賢そう」
「大人っぽい」「かっこいい」・・・そんな感じで
普段言われない事を言ってあげます。
親だとしたら「あなたは賢いから…」
「●●ちゃんは天才だって言われてるから…」と
既定の事実のように話すと良いかもしれません。
何かをやって「すごーい!」と褒めるのは
小学生まででしょう。
中学生にもなって、ちょっとした事で異常に
褒めるのはおかしいです。
人は褒められると脳の一部がポッと暖かくなって
元気になるホルモンが出ると言われています。
実際、そういう体験をした事があるはずです。
では、今回の質問に答えます。
まずは、夫婦で話し合って同じ方向へ進む事です。
これができなければ、解決はないでしょう。
お父さんとお母さんが違う事を言っていたら
子供はどうすればいいのか分かりません。
戸惑ったら立ち止まるしかありません。
詳しい対応は私の過去のブログを参考に
してください。
その方法についても夫婦で話して下さい。
例えば、役割分担をするのは大事です。
父親は厳しく、母親がサポートするという
役割などを夫婦が互いに理解していれば
問題はありません。
一方が勝手にやる事は良くありません。
それでは、今すぐ夫婦会議をスタートして下さい。
では、また。
青田
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