ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】高校の不登校vs中学の不登校

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問******************************************

こんにちは、高校2年の男の子をもつ母親です。

私のあせりが伝わってしまうのか息子と話が出来ません。
ご飯やテレビの話はしますがそれ以外はしません。

これからの事を話し合いたいのにできない状態です。

このまま時がどんどん過ぎていき、息子はどんどん立ち直るきっかけを
失ってしまうのではと心配です。もう不登校になって半年たってしまい
ものすごく不安で自分がどう行動すればいいか、どんなふうに接すれば
いいかもうわからなくなっています。

本にかかれていることもその通りだと思っていますが、頭では
理解しているつもりでもまったくその通りにあてはまらない場合に
遭遇するとこの行動は間違っているのでは、ととてもこわいのです。

夜は一緒に夕食は食べますが、食べ終わるとパソコンに向かい夜中まで
ずっとしています。

私の部屋にパソコンがあるので夜中12時をまわると私が寝られないので
「もう12時すぎたよ」と声をかけると自分の部屋にもどりますが、
夜中外へ出ているようです。

外へ出る時は何処へいくのか声をかけてというのですが、こっそり
でかけていきます。今の学校にはもう通わないとおもいますが、
学校を変わってもう一度自分を取り戻してほしいのですが、転校
先の話をまともに聴く耳をもっていません。

私はどうしたらいいんでしょう。

******************終わり****************************************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

本当は、高校で不登校になった場合と
中学で不登校になった場合の違いを
もっと言わないといけませんね。

基本的に中学でも、高校でも、
不登校になる真の原因は同じです。

だから対応法も変わりません。

しかし、置かれた状況は違います。

中学の場合は、良いか悪いかは別にして
卒業まで休んでも許されます。私立・公立は
関係ありません。卒業証書ももらえます。

高校は基本的に年間の出席日数の3分の1ぐらい
を休んだり単位が1つでも足りないと留年です。

緊迫感が全く違うのです。

では、どうすればいいのでしょうか?

あなたのお子さんが中学生だとしたら
高校生の解決法を知る事で一気に解決
する可能性が高いです。

まず高校生で不登校になったとしたら、
年間で3分の1欠席すると留年です。

つまり、3学期として考えたら1学期間
ずっと休むとダメだということになります。
学校によって違いますが、基本は同じです。

残り1カ月になって、子供を信じて待ちたい
親の気持ちも分かりますが望みが薄いなら
強引にでも動かないと、最低でも1年間を
無駄にしてしまいます。

高校で不登校になった場合、精神不安定に
なる前に留年直前まで行く子が多いです。

例えば、中学生の場合は1年や2年間も
不登校期間があるので高校進学の時には
精神が不安定で動かすのがとても難しい
場合があります。

それに比べて高校の場合はまだ大丈夫です。

今回の方のように、もう留年間近で今の
高校に戻りそうになくて、転校させたいなら
少し強引にでも転校させたい学校を見学しても
いいでしょう。

ここで大切なのは、話し合いをしても拒否される
ので、少し無理にでも見学させることです。

後悔するよりもマシだと思います。

「ああ、そう言って青田さんは自分の学校を
勧めているのですね。巧みですね。」

と言われそうなので、事前に答えておきますね。

私の学校を見学も転校もしないでください。

希望者が多くて困っていますし、あなたの
お子様が転校を希望されても拒否する可能性が
とても高いです。ぜひ他の学校を当たって下さい。

自慢ではありませんが、私は日本一の教育をしていると
自負しています。当然、実績も成果もあるので自然に
希望者がどんどん集まって来ています。あなたが転校
させたいと望んでも既に遅い可能性があります。

だから、早く私のマネをして他の学校さんも不登校の
子供を教育できるぐらいにしてほしいのです。

私だけが受け入れるのは限界があります。

私の言っているのは不登校の子供を受け入れる
だけの学校ではなく、不登校を教育する学校の
事です。ここを間違えないでくださいね。

不登校を教育するのは、驚くほど大変です。

だから普通の学校はそっとしておきたいのです。
誰も面倒な事には関わりたくないからですね。

私は教育家ですから、子供の才能を伸ばす事に集中します。

話が飛んでしまいますが、時々、こんなメールを頂きます。

「中学で不登校だった息子が、高校では不登校を受け入れて
くれる学校で静かに過ごしています。中学のように騒がしく
なくてイジメもありません。周りの子も不登校だった子なので
真面目に大人しくやっています。」

それは良かったですね。と、言いたいのですが、
本当にこれで子供は不登校を克服したのでしょうか?
本当に子供は自分の才能を見つけて、自信を付けて
厳しい社会で生き抜く事が出来るのでしょうか?

と、疑問が私に湧いてきます。

その気持ちはよくわかるんです。「不登校だったから
学校へ行ってくれたら、それだけでいいんです。」
と思ってしまいます。

最初のうちは、それで良いと思いますが、学校へ
慣れたら次のステップに進まないといけません。

それをせずに3年間過ごしたら、もう手遅れかも。

でも、これって親のエゴであって子供の感情とは
全く違うと思います。親の本当の幸せは子供が
自分の才能を見つけて幸せになってくれる事です。

もしかしたら子供は学校へ行くよりもアルバイトで
仕事をさせた方が良いかもしれません。

子供の能力は近くに居る、あなたしか判断できません。

それが子育てです。大学に入れて良い会社に入れる事が
子育てではないです。

本当に話がズレてしまいましたね。

「自分は子供の才能をどうやった伸ばせるかな?」と
考え続けてください。その選択肢の1つが転校なのかも
仕事をさせる事なのかもしれません。

留年が近い人で子供が話を聞かないようなら
強気に出て多少強引にでも動かして下さい。

後悔して手遅れになるぐらいなら、行動してください。

では、また。

青田

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