【不登校】２度目の失敗
青田です、
以下のメールが届きました。
******************質問******************************************
中２の息子です。
中学校の入学式の次の日から、頭痛・腹痛・吐き気等の症状がでて
１週間ほどは何とか登校していたのですがその後全く登校しなくなりました。
１学期の間、昼夜逆転・夜中に暴れるなど
今思えば、典型的な不登校の初期状況だったと思います。
放課後登校からはじめて、だんだん学校にいる時間を長くし
３学期は、別室登校ですが、他の生徒の登校後、時間をずらして朝から
行くようになっていました。
中２の始業式の日、初めて登校時間に歩いて学校へ行き
うれしそうに見えたのですが。
次の日から、また行かなくなってしまったのです。
家庭では、普通に家族と過ごしています。
担任の先生も、週に１〜２回プリントなど届けて下さり
本人も先生と会って話をします。
このまま学校に行かない状況は、ますます行きにくくなると思うのです。
息子を登校させるには、親としてどうすればよいのか
主人と私はお手上げ状態です。
アドバイスをお願い致します。
******************終わり****************************************
……
私の回答：
私のアドバイスは、そこから何か１つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
すごく良い質問を頂きました。
お母さんが言われる様に不登校の典型的な
症状や行動を息子さんは取っています。
そして、ご家族も学校の先生も典型的な
対応をされていると思います。
それでも、子供は満足できていません。
何かが子供に合っていないのです。
これを探すのが大人の役目だと思います。
今の現状は『待つ』状態です。
これでは心配されているように、
どんどん子供は行きづらくなってしまいます。
そして引きこもりに発展していくでしょう。
では、何をすればいいのでしょうか？
「成功は繰り返せ！」
です。
中学１年生の時に放課後登校から
スタートさせて学校へ行くようになりました。
学校へ行く恐怖心のハードルを低くしたのは
本当に素晴らしいと思います。しかし、上手く
行かなかった理由はたった１つです。
学校へ行かせるまでは親のあなたが頑張ると思います。
でも、学校では学校が頑張るべきです。
それについては、ここまで何回も言い続け待ています。
過去のブログを読んで下さいね。
だから、あなたは「学校へ行ったら安心」
という態度は捨てないといけません。
だって、学校で不登校になったんですよね。
今、あなたの子供さんが通っている学校は
別に不登校教育をやっているわけでもありません。
不登校の専門家もいません。
例えば、膝が痛いのに耳鼻科に行っている
ようなものです。共通点は医者と言うだけです。
これは冷静に客観的に見ればわかるはずです。
あなたも気づいていると思います。
すべてはステップです。小さなステップから
コツコツやっていくしかありません。
子供もどうして自分が不登校になっているのか
わからないのです、だから子供を責める事も
できないのです。
今回のアドバイスは、あなたが今まで上手く
行った事を続ける事です。それがポイントです。
では、また。
青田
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