ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】就職率6%の壁

青田です、

以下のメールが届きました。

******************質問***************************

わが子は、現在高校3年生です。

中学3年から不登校になり、不登校の生徒も受け入れてくれる高校に
入学したのですが、結局ほとんど登校せずに通信制という形に切り替えて、
大学受験をし(本人の意思で)合格しました。

このまま、大学に通えるのか、自分の居場所がつくれるのか心配です。

今は卒業にむけて提出する課題をがんばっていますが、
学校には卒業まで行きたくないといっています。

学校に行きたくない理由はあるけれど、
言いたくないといって話してくれません。

このまま卒業しても達成感というか充実感というものが無いし、
振り返ったときにいやな思い出になって、そのことでマイナスの
要因をつくってしまうのではないかと思ったりします。

高校にこだわらず、これから大学に行って過ごす楽しみを
イメージして過ごすほうが良いのかとも思います。

学校に行けなくて苦しんだのはわかるのですが、
もまれていないので、このままで大学にかよえるのか不安です。

大学に通えるために今しておかなければいけないことは、何でしょうか。
青田先生アドバイスをお願いします。

******************終わり***********************

……


私の回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

では、話していきます。

今回の相談は、本当によくある話です。

地元の「不登校も受け入れます」高校へ
入学して、結局上手くいかず最後は
併設してある通信制へ切り替えて
家に居ながら高校卒業します。

この子の場合は中学から不登校で
高校でも再び不登校になり家に
いる状況です。

大学は甘くありません。

大学は基本的に大人の社会です。

基本的にクラスと言う概念が
ないのでサークルがその代わりに
なっています。

特に私立大学はスゴイです。

1000人授業とかがあります。
大きな黒板4枚とマイクを付けた
教授がいるのです。

人間関係を構築できない不登校の
子供にとっては難しい場所です。

だから、高校の間に人間関係を
構築する方法を身につけておく
必要があるのです。

そういう意味で私の学校では
寮生活を通じて短期間にその力を
付けて、大学進学させるのです。

これぐらいは当然理解できると思います。

何度も言っていますが、不登校に
なった子供が23歳になった時に
就職出来るパーセンテージを
知っていますか?

アルバイトではなく正社員として
働いている率です。

文部科学省厚生労働省はアルバイト
などフリーターを含めた率しか出しません。

そうではなく正社員になる率です。

古い調査によると、

『6%』

です。

現在、普通に大学に進学した
子供の就職率が『約60%』です。

不登校になった瞬間に縁故採用
で無い限り就職が出来なくなります。

その大きな理由は不登校の
大学進学率が低い事です。

大学へ進学して卒業できれば
60%の確率で就職出来ます。

だから私の学校では不登校の
子供に関してはなるべく大学進学
させるようにしています。

そのために人間関係構築と学習
をさせるようにしています。

大学に行っても担任もいないし
誰も助けてくれません。すべて
自分ひとりでやらなくてはいけません。

私はどうすればいいのか
わかりませんが、大学に
合格したらすぐにアルバイト
でもさせたらどうでしょうか?

そうやって社会性を無理やりに
身につけさせるしかないでしょう。

こうならないように高校選択を
きっちりしてほしかったというのが
私の本音です。

あなたの高校選択は間違っていませんか?

では、また。

青田

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aota



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