【不登校】理想的な親子関係を築いたら、こうなります。
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
すこしずつ親子関係が改善し、いろいろ話し合いました。
親子で作戦を立て、登校時間を少しずらして、1時間早く
出発などして、あれだけ苦しんで出られなかった玄関のドアから
出ることができるようになりました。
どうしても学校までたどりつくことができません。
学校が近づくと、体がしんどくなるようです。
夜間や人の目がない時間だと学校まで行くことができるので、
おそらくお友達の目が気になるようです。
本人もその自覚があるようです。
まずは部活への参加から始めようと思います。
この方法でよいのでしょうか。
******************終わり********************************
……
回答：
素晴らしいですね。
私は本当に素晴らしいと思います。
親子関係ってこうあるべきです。
親が子供と共感できて、信頼が子供に
伝わると今までできなかった事が
できるようになります。
簡単に言うと、一人でやるより二人で
やったほうが行動力があがります。
エネルギーの移管とも言います。
子供はエネルギーが少なくなっているけど
親の満タンのエネルギーが子供に移って
子供のエネルギーが増えるんです。
わかりにくいかな？
でも、玄関から出るのにエネルギーを
使ってしまい、余力が無くなったんです。
これからもこれを繰り返すと思います。
その理由を知らないと、どこかで子供が
根気負けしてしまうでしょう。
「せっかくがんばって、玄関を出たのに
学校へは行けなかった。もうダメだ。
あきらめよう。」
と思いこんでしまいます。
そうならないために、どうすればいいのか
話していきます。
では、なぜ学校の門を通れないのか？
よーく考えてみてください。
不登校になったんですよね。
不登校になったんだから、子供と学校が
何か合わなかったんですね。
で、子供は以前と変わったでしょうか？
で、学校は以前と変わったでしょうか？
子供はお母さんの協力を得て家から出た
けど、子供自身は何か変わったかと言われたら
特に変わっていませんよね。
勇気とか忍耐とかの変化ではないですよ。
子供は思春期を迎えて、自分の中に大きな
変化が起きました。感性が育って、豊かで
繊細な感性になってきたんです。
例えば、1年で身長が20センチ伸びる中学生が
いますよね。それと同じです。
不登校の子は身長ではなく、感性が伸びたんです。
身長なら、周りの大人は着ている服を変えて
スポーツをやっているなら、身長を生かせる
ポジションやクラブに変わったりさせます。
その子の変化に合わせて、環境を変えますよね。
でも、感性が大きく変化した子はどうですか？
目に見えないので、周りの大人は気付きません。
本人は、無意識レベルで気が付いています。
つまり、子供にしたら、学校が変わってないんです。
身長が20センチ伸びた子に、小さくなれ、
周りに合わせるんだよ！って言いますか？
物理的に無理です。
感性も同じです。抑えられません。
でも、子供にしたら学校へ行けば、
感性を抑えつけないといけません。
何が根本問題なのか見えてきましたか？
友達の目を気にするのは、それほど
大した問題ではありません。
一人ずつ、友達と会いさえすれば大丈夫です。
別室の対応方法については以前のブログを
読んでみて下さい。
とにかく、子供の豊かな感性を受け入れる
環境を親と学校が作るのがこれから大切な
ことですよね。
例えば、不登校の子は芸術的な感性が
あります。そこが伸びるんですね。
そうしたら、学校に芸術教育があるかが
大切になってきます。
今までは考えた事がないかもしれません。
変わる側が変わっていないということです。
まずは、学校と話をしてみましょう。
変えないといけません。変わらないと
いけません。
子供はもう変わったんです。
では、また。
青田
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