ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】小6不登校が乗り越えられない中1ギャップの壁

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

小6の男子の母です。

小3の頃、友達とトラブルがあり孤立。
登校時に毎朝ひどい腹痛を訴えるようになりました。
担任の先生や、教頭先生に相談しましたが、無理にでも
登校させるよう指導がありました。

結果、小4から完全不登校になり、現在に至ります。

適応教室には、毎日通室しています。

本が好きなので、週一で放課後学校の図書館を
開けてもらい、その折に提出物や宿題を出しています。

中学進学にあたって、小学校から相談に来るよう言われました。
息子が進学予定の中学には、今の小学校から、約半数の生徒が進学します。
学区外の学校は、家族の負担になると本人が視野に入れません。

どのように相談していけば、進学先の学校で
息子の居場所を作ることができるでしょうか。

******************終わり********************************

……


回答:

小6不登校生の5人中4人が
中学進学して不登校が続きます。

文部科学省が毎年発表するデータ
があるのですが、ほとんどその数字は
変わりません。

厳しい現実です。

その理由が質問の中に書いてあります。

中学進学しても、半分は小学校と
同じメンバーです。

別に3分の1でも、5分の1でも
結果は変わりません。不登校が
続きます。理由は簡単です。

雰囲気が変わらないからです。

隣の小学校と子供の小学校はほとんど
雰囲気は変わりません。ほぼ同じ地域
ですよね。

不登校は感受性が豊かで繊細です。

雰囲気が同じ事はすぐに感じます。

だから、中学校でも不登校なんですね。

そして、不登校の子は真面目で良い子です。
親に迷惑を掛けている自分を責めています。
だから、「自分さえ我慢すればいいんだ」って
考えています。

優しい子です。

でも、それが不登校を長期化させます。

おそらく、親の願いとしては中学進学で
半分入って来る同級生の中で1人、新しい
友達ができれば、クラスへ入れると考えて
いるのではないでしょうか。

期待と現実はいつも違います。

私は教師で、子供たちを目の前で
見ています。

友達とのトラブルで不登校になり、
何年も同級生と遊んでいない子は
自信がありません。

同級生の前でも緊張します。

その緊張を周りの子も感じとって
近寄らないんです。

では、どうすればいいのか?

私は中学校の先生たちが努力を
していただいていないとは思って
いません。

プロの先生たちががんばっても、
8割以上も不登校が続きます。

中1ギャップと言いますが、中学の
先生たちにすれば、小学校で不登校
だった子の対応だけでなく、他の子の
対応もしないといけないんです。

大変だと思います。

今の小学校もすごく良い配慮をして
下さっていると思います。

どの学校へ進学されるのかは
わかりませんが、学校には学校の
考え方があります。

不登校に対してもさまざまです。

最初から、不登校は入れない方針の
学校だってあります。それはそれで
間違っていないと思います。

不登校を受け入れる体制がないからです。

友達づくりは、子供が好きにする事で
大人が介入するものではない。

という考え方もあります。

進学先の学校の理念に共感して、ここなら
この子を成長できる。そう思われる所に
ぜひ入れてあげて下さい。

そして、何よりも友達作りです。

友達を作れるようにサポートして
もらってください。

友達が居場所になるのが最初です。

友達ができても、その後の関係も
サポートしてもらはないといけません。
ここが大切ですね。

友達ができても、それが本当の友達に
なるかはわかりません。途中でこじれて
しまうかもしれませんよね。

そうなったら、次の友達を探さないと
いけません。

つまり、ずっとサポートが続くわけです。

これを私はやっています。

どこまで進学歳の中学校でできるか
わかりませんが、がんばって下さい。
話しあって進めて下さい。

「何か具体的には?」

と思われるのは当然です。

家なら、親がする事が明確にありますが、
学校は親がどれだけやろうにも限度が
ありますよね。

プロの先生たちに任せるしかないです。

私がプロの先生を指導するのは頼まれて
いないのにできません。

プロの歌手がプロの歌手の歌い方を
指摘できないのと同じです。それぞれの
やり方があるんですね。

だから、親としては学校をサポート
することが大切だと思いますよ。

だからこそ、私は学校選びがとても大切だと
感じています。不登校の子に合った学校を
選んであげて下さい。

では、また。

青田

追伸:
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aota



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