ひきこもり不登校~まとめブログ

中学・高校のひきこもり不登校をお持ちの保護者の方へ専門家が不登校克服法をアドバイス!

【不登校】ご褒美作戦で学校へ行き始めたよ。

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問*********************************

中2の女の子ですが小5の時から特別教室に
不定期に通学しています。

この子の祖母がご褒美政策というものをとっていて
夏休みまで週2で学校に行けたらゲーム機を買ってあげる
という約束を娘と交わし娘はゲーム機欲しさにいやいや
保健室登校をしています。

はたしてこのご褒美政策というものがいいのやら根本的解決には
なってないのでゲームを手にいれたらまた休みだすのではと不安です。

祖母は「そうしたらまた新たなご褒美をちらつかせればいい」
といいますが娘の将来が不安です。

******************終わり********************************

……


回答:

ご褒美政策。

面白い言葉ですね。

おばあさんなりに、何とか子供を
学校へ行かせようと考えた結果です。

お母さんが「この方法では根本解決
にならない。」と思う気持ちは、当然
です。

その方法でなんとか学校へ行けているので
ある意味うまくいっています。

同じような方法をやっても学校へ
行かない子はたくさんいますから、娘さんの
心に何か響いているのかもしれませんね。

しかし、お母さんが感じているように
限界はすぐにやってきます。

今の考え方を周りの大人たちが変えなければ、
娘さんは学校へ向かう頻度が減って行き、
完全な不登校状態になるでしょう。

でも、学校へ向かっている今、不登校の
根本原因を見つけて対応すればいいのです。

それでご褒美政策を取らなくても、自分から
勝手に学校へ向かってくれるようになります。

なぜ家族で意見が違うのか?

まず最初に、おばあさんとお母さんでは
不登校に対する知識が大きく違います。

お母さんは私のブログなどを読まれて
不登校が「ただ学校へ行かない怠け者」では
ないということを知ってしまいました。

おばあさんは、まだ知らないだけです。

だからと言っておばあさんが悪いのでは
ありません。普通の事です。

だから、責めてはいけません。

おばあさんはおばあさんの人生経験の中で
知恵を出して、孫を救おうとしています。
みんな目的は同じなんですね。

おそらくですが、おばあさんのやり方を
旦那さんに愚痴ったりしていませんか?

気持ちは、すごく良く分かります。

でも、あなたのそのイライラが子供へ
伝わってしまう可能性があります。

「自分の事でお母さんとおばあちゃんが
喧嘩している。そんな私なんていなく
なってしまえばいいんだ。」

と怖気づいてしまうかもしれません。

そうなれば、逆効果で自信をなくして
さらに引きこもってしまいます。

私は、おばあさんのご褒美政策で
学校へ行けているのなら、それを利用
したほうが賢明だと思います。

他の不登校の子は、ご褒美を与えても
動きません。

道徳的に正しくないと感じていると
思いますが、今が絶好のチャンスだと
私は思います。

では、これからどうすればいいのか?

私が一番問題だと感じているのは折角、
特別教室に通っているけど、そこで何を
子供にさせているのか話されていません。

学校に居る間がとても大切です。
そこが不登校を克服する現場です。

特別教室では何をしているのでしょうか?

そこで学校を楽しく感じられたら、
わざわざおばあさんが褒美を与える必要
なんてなくなります。

もし、特別教室にただ居るだけで、何も
しない。あるいは、教師と話すだけ。

そんな事で不登校は解決しません。

そこを見直してみて下さい。別室から
クラスへ戻す方法もあります。以前から
私は話しています。過去のブログをチェック
してみてください。

このように、どこに焦点を当てるかで
子供の不登校解決は全く違う結果が待って
います。

今は、特別教室で何をさせるかです。

この事について中学校の先生としっかり
話をしてみて下さい。

待っていても、子供は「つまらない!」と
思って学校に行かなくなります。

私たちから子供へ仕掛けないといけません。

で、学校の先生に完全に任せてもいけません。
学校の先生も不登校についてあまりよく
わかっていないからです。

特別教室・別室が「面白くない!」と思われる
前に今すぐ学校の先生と話をして下さい。

では、また。

青田

追伸:
暇な時にここをクリックしてみてください!

aota



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