ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】不登校に対する偏見

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問******************************************

今年の4月から高校入学した女子です。

中学2年の夏休み明けから不登校
高校ではリセットして頑張ると言っていましたが、
入学してまだ2週間ですが、もう学校を休み出しました。

本人は人間関係が上手く行かないと言ってますが、
何故心機一転新しい環境になっても、駄目なのでしょうか。

本人も、中学の経験は繰り返したくないと言っていますが
どうしたら前向きになれるのでしょか。

私も高校では期待していたので、辛いです。

******************終わり****************************************

……


回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

すごく良い質問をいただきました。

あなたもこの娘さんのような状況に
なる可能性がとても高いです。

中学で不登校になり、高校でも再び
不登校になれば、子供は自信を完全に
失ってしまいます。

「自分は何をやっても上手くいかない。」

「どうせまた失敗する。」

と自暴自棄になるでしょう。

そうなれば、家から一歩も出られなく
なって社会と関わりを持たずに、大人
になっても親が面倒をみる事でしょう。

中学で不登校でも高校で適切な教育
をしてあげれば、不登校にならずに
すみます。

明るい家庭に戻れますよ。

では、なぜ子供は環境を変えても
不登校になったのでしょうか?

「心機一転新しい環境」

と聞くと、私でも気分が良いです。

今まで溜まっていたマイナスの気分を
すべて取り払ってしまう感じがしますよね。

でも、場所は変わったけど、そこに
居る生徒や先生たちの雰囲気が以前
と変わらない場合だってあります。

例えば、私は全国各地へ講演や仕事
で回っているのですが、県が違えども
雰囲気はそれほど変わりません。

マクドナルド・ツタヤ・吉野家・王将・
オートバックス・イオン・ローソン・・・

など大手チェーン店が軒を連ねています。

雰囲気がどこも同じになっています。

もちろん、微妙には違うのでしょうが、
見る人から見れば変わりありません。

私たちにとっては大きく違うように
感じるかもしれませんが、不登校の
子には同じように感じるのです。

そうですね、例えば81歳の人と
85歳の人がいたとしましょう。

おそらく本人たちは4歳も違う
と考えてしまうでしょう。しかし、
10歳の子供からは81も85も同じ
だと思ってしまいます。

不登校の子は感性が繊細で鋭いと
言う話をあなたにしてきました。

不登校の子供からすれば学校が変わった
だけでは、81歳と85歳と同じように
変わりはほとんどありません。

心機一転にならなかったわけです。

ここが不登校問題の難しい所です。

子供は不登校になってから、環境に
適応する能力は成長していません。

だから、合わせるのは学校側です。

前向きになるのは子供からではなく
子供を前向きにさせるのが、学校の
仕事だと思います。

でも、それは不登校を理解して教育
出来る学校の話です。

高校は「こういう教育をします。これで
良かったら入学してください。」と
いう形です。

不登校という文言がないなら、それは
学校へ要求する事はできないでしょう。

そもそも、その学校は不登校教育を
知らないのです。

例えば、皮膚がかぶれたのにかかりつけ
の内科に行ってもダメですよね。専門の
皮膚科に行かないといけません。

残念ですが、不登校の問題をあまり
深刻に考えていないと、高校に行けば
何でも解決すると考えてしまいます。

小学校6年生で不登校の子が中学1年生で
不登校が続く割合を知っていますか?

90%以上です。これが事実です。

中学から高校進学後のデータは出ていません。

では、どうすればいいのでしょうか?

おそらく入学後すぐに不登校になったら
なかなか戻れません。しかも高校なので
すぐに出席日数が足りなくなり留年が
決まってしまいます。

学校が不登校を対応してくれるなら
任せて下さい。

違う学校へ入学したなら、転校するのも
1つの手かもしれません。

すべて学校での問題ですから、親が
どうこうできることではありません。
学校の教育に任せるしかありません。

不登校は単純に「気合い」さえあれば
いいのではありません。

ぜひ、今回で不登校に対する偏見を
無くして下さい。

では、また。

青田

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