ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】生活リズムを変える術

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問******************************************

先生、よろしくお願いいたします。

娘が不登校になり半年になります。
最近は落ちついてきています。しかし
学校へは全く行っていません。

中学3年になり何とか学校は行かせたいと思っています。
通信制には絶対行かせたくありません。

以前は直ぐに喧嘩になっていましたが最近は心を
開いてくれるようになりました。

何とか転校を転機にしっかりとした生活リズムを
取り戻してもらいたいと思っています。今の学校
へは引け目を感じ二度と教室へ戻るのは無理だと
思います。

転校するにあたり良きアドバイスありましたら
是非教えていただければと思います。

宜しくお願いいたします。

******************終わり****************************************

……


回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

今の学校へ戻れないから転校させようと
考えているかもしれません。

確かに、このまま今の学校へ戻そうと
努力しても時間の無駄に終わって、
ひきこもり続けるかもしれません。

そうなれば精神不安定になり、薬を
飲まないと生活できないかもしれません。

それだったら、転校して気持ちを入れ替えて
やり直したら再び学校へ元気よく通い始める
可能性があります。

では、何が転校で子供は変わるのでしょうか?

最初に言っておかなければいけないのは、
転校したら全員が上手くいくわけではありません。
一番の原因は転校先の学校選択だと思います。

学校選択を間違ったら、転校しても結果は同じです。

そのうえで聞いて下さいね。

不登校の状態が数カ月経過すると子供の体や
脳は、学校へ行かない事が普通になってきます。

習慣化されるのです。

それも、夜遅くまで起きて朝はなかなか起きない
事が習慣になると、もう抜け出せなくなります。
昼夜逆転する子もいます。

例えば、あなたが毎朝6時30分に起きる
習慣を持っていたとしましょう。

それを5時30分に変える事ができますか?

おそらく無理でしょう。

旅行か何かで朝早く起きる時ぐらいしか
無理かもしれませんね。習慣から抜け出す
のはとても難しいです。

しかし、不登校という生活リズムが悪い
ままだと、学校へ通う習慣はつきません。

では、どうすればいいのでしょうか?

例えば、あなたが働いていたとして、会社の
就業時間が1時間早まったとしましょう。
すると、あなたは6時30分から5時30分
起床に習慣を変えなければいけません。

子供の意識を説得して変えるのは難しいです。

そこで、環境を変えてしまって無理やり
習慣を変えてあげるのです。

それが「転校」という方法だと思います。

環境を変える事で生活習慣・リズムが
変わっていきます。面白いのは、環境を
変えないと変わらないという点です。

環境は学校という場所かもしれませんし、
高校進学という時間かもしれません。

何かを変えたいなら、まずは環境を
変えるのが早いという事です。自宅で
一人で韓国語を勉強するより、どこか
語学教室に通った方が早いでしょう。

で、ここまでは理解してくれたと思います。

次は子供をどうやって変えるかです。

実は、子供は現状に満足しているのではなく
常に「変わりたい!このままではダメだ。」と
思っています。

でも、一歩が踏み出せないのです。

それを私たちは手助けしてあげるのです。

今の学校へ戻るのも不安ですし、新しい学校へ
行くのも不安です。どちらの不安の方が大きい
かを私たちは見極めないといけません。

今の学校へ戻れないと子供が考えているなら
転校の方が不安は少ないでしょう。

1つ転校について子供が考えているのは、
「逃げ」だと思っている点です。それを
払しょくするぐらいでしょう。

それほど難しくはありません。

私の中ではどんな学校を選ぶかがやっぱり
一番大切だと思います。受け入れてくれる
学校ではなくて、不登校対応をしっかりと
やってくれる学校でないと意味がありません。

転校なら何でもいいわけではないです。

また、この子は今は転校すべきでない
不登校の子というのもいます。これは
直接、私たちが子供と合わないと今は
判断できません。

いろいろあるのですが、転校で確かに
不登校を克服している子は多いです。

転校できる学校を調べてみて下さい。

では、また。

青田

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