【不登校】家で勉強の遅れを取り戻すコツ
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問******************************************
中2の息子は1年の途中から行けなくなりました。
今は少しずつ学校に戻ろうとしているところです。
一番苦労しているのが、遅れてしまった勉強です。
私も自分がどんな風に接することがいいのか日々
手さぐりでやっています。子どもを励ましたり説得したり、
するうちに私も疲れてきて家事の途中で布団に入り、
休んだりしています。
青田さんの学校では遅れた勉強をどのようにサポートしておられますか？
******************終わり****************************************
……
回答：
私のアドバイスは、そこから何か１つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
勉強についてのご質問です。
おそらく勉強の遅れについて私は日本で
トップクラスに詳しいと思っています。
自慢ではないですが、あなたも知っている
ように私の学校は不登校を改善するだけでなく、
その後大学進学させています。
それも名前を書けばいいだけの大学では
なくて超難関と言われる大学へ入れています。
中学校３年間まるまる勉強していない子が
私たちが入れなかったような大学へ次々と
合格していくんです。
以前ににも話しましたが、不登校の子は自信を
なくしているので、勉強を通して自信を付けさせる
システムを一部に導入しています。大学合格の
ためではなく、自信を付けるためです。
ほとんどの親御さんはが子供が不登校でも
将来の事を考えて大学進学を望まれています。
そして、子供自身も大学には行きたいと思っています。
「いや、でも、私の子は大学は諦めて
専門学校へ行きたいって言っていますよ。」
と言われるかもしれません。
私の経験から言うと少ないですがそういう子はいます。
それは「今の自分の学力では大学は無理だ」と思った
からなんです。本心ではありません。行きたいけど
行けないと諦めた。自信がないんです。
もちろん、私のところへ来る子供たちのほとんどは
大学なんて無理だと思って入学して来ています。
でも、その諦めた心を教育によって本当に望んでいた
方向へ進ませてあげるのが私の仕事の１つです。
なのでこのお母さんのように子供の勉強が
心配な方はたくさんいらっしゃいます。
では、私は何をしているのでしょうか？
とても簡単です。
基礎から教えているだけです。これが
最大の秘密です。
小学生に九九を教えるように英語だったり
数学を教えるんです。たったそれだけの事を
コツコツ寮でやっています。
例えば、高校に入学した不登校の子には
中学１年生の内容から授業はスタートします。
中学の転校生はどの分野が欠けているのかを
教科の担当が調査して、計画を組んで個別に
指導していきます。
普通の事をやっているだけです。
中学２年生の子供の場合、おそらく１年も
休めば中学１年で学んだ内容も忘れています。
それなのに中２の内容を勉強するとダメです。
九九を忘れた子に三ケタの掛け算を教える
ようなものです。
本当にゼロからやり直してみて下さい。
もう１つ大切なのはテストをする事です。
どれだけ教えても次の日になれば忘れます。
それを防ぐのがテストです。
テストをする事で記憶を助け、さらに
点数が伸びる事で自信がでてきます。
あなたも褒める事ができます。
家でやってはいけないのは、点数が
取れなくても叱らない事です。
あなたがイライラしたら負けです。
少数ですが、勉強はさせないで子供の
自由にさせたいと思われている方がいます。
しかし、それは親の思いであって子供自身の
世界では「逃げ」だと感じてしまっています。
なので自信が出てこないのです。
もちろん、全員の生徒が勉強だけで自信を
取り戻せるとは思っていません。
なので様々な取り組みを私はやっています。
それについては今までたくさん話をしてきました。
行事活動とかクラブ活動とかですね。
では、あなたが家で勉強についてすべき事を話します。
ステップ１：中学１年生の内容から教える
ステップ２：小テストを作る
ステップ３：褒める
・・・
たったこれだけの事です。
あなたはコツコツやれる人だと思いますので
その点は安心しています。
それでは、今すぐ本屋さんで中学１年生の
テキストを手に入れて下さい。
では、また。
青田
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