【不登校】の本音とは？
青田です、
以下のメールが届きました。
******************質問******************************************
高校１年生の息子が、中学３年生の３学期から不登校になりました。
きっかけは些細な母子間のトラブルでしたが、それから息子が今までの事を思い出して
「おまえのせいでこうなった。俺が苦しんだ分、お前も苦しめ！
お前が俺に嫌な事ばかり無理やりさせてきたからだ！」とか
「（母が）兄ばかり大事にして、兄ばかり得してきた！」と言い続けています。
お恥ずかしい話ですが、正直、私は子供が怖いです。
いつも暴言ばかり吐きますし、今までにも数回、暴力を振るわれました。
このところ、暴力は４〜５か月程ありませんが、時々、部屋から怒鳴り声が聞こえます。
私が平静を装って話しているつもりでも、気をつかって話しているのが気にさわるのでしょうか。
もうこんな状態になり、１年２ヶ月になろうとしています。
この先、不安でいっぱいです。どうかアドバイスお願い致します。
******************終わり****************************************
……
私の回答：
私のアドバイスは、そこから何か１つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
本当にこのような状況になっている
家庭は多いようです。
ここに子供の本音があります。
「不登校になったのは、親のお前のせいだ。」
これが本音です。「自分の子供は違う。」と
思ってはいけないでしょう。心の奥底では
このように子供は感じています。
それを少し考えてみて下さい。
だからといって、あなたが悪いとは思いません。
でも子供はあなたが悪いと思っています。
そのうえで、子供の将来のためにあなたは
子供を助けなければいけません。
今回の質問にどう私が答えればいいでしょうか？
このままいけば何もせずに時間が過ぎるのを
待つだけになるでしょう。そして、このまま
引きこもり生活が続いて人生が終わってしまいます。
待って、待って、子供が諦めて落ち着くのを待つ。
でも、１年・２年・５年・１０年は待たないといけません。
子供は自分の厳しい現実を見たくないのです。
自分の責任にすれば、自分が生きている意味が
無くなります。
だから、親のあなたのせいにするのです。
これは私の講演会でもお話しました。
真っ暗な中にいる子供には希望の光を
見せてあげるしか方法はありません。
こんな状況でも変われる。
そんな光を見せるしかないと思います。
光はさまざまあります。
学校へ戻すための光の見せ方、
社会復帰させるための光の見せ方
それぞれ違います。
あなたの子供に合わせた光を見せないと
変わる事は出来ないようでしょう。
これをすべて話し始めるとすこく時間がかかります。
また別の機会に話そうと思います。
今回は子供の本音を知って欲しかったのです。
これぐらい子供は追いつめられています。
苦しくて悲しくて、孤独感を味わっています。
もう一度、考えてみて下さいね。
では、また。
青田
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