【不登校】がカウンセリングに行かない理由
青田です、
以下のメールが届きました。
******************質問******************************************
中学2年の男子、1年の2学期から不登校です。
本人はカウンセリングや相談に出向く気はなく、
学習支援教室や別室登校も頑なに拒絶するので、無理強いはいけないと思い、
本人が動き出すまで「待って」ここまで長引いてしまいました。
やはりゲームとツイッターに夢中で、昼夜逆転の生活。
全く学習意欲もないようです。
自分の気に入らないことがあると、弟(小3、小1)にあたるので、
私も言いたいことも言えず、ご機嫌取りになっていたようです。
この1年半、本音で話したことがなかったです。
自分が何もしてあげなかったことを悔んでいます。
******************終わり****************************************
……
私の回答:
私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
このお母さんのように、自分の失敗を
真剣に受け止められる方は必ず子供さんを
再登校させられると思います。
自分の思いだけで行動して子供を
無視し続けると長期化します。
そして、動かない子供をあなたが信用しなくなります。
そうなると親子関係が悪くなる。
また、長期化する。
子供の精神状態が不安定になる。
精神科で大量の薬を処方されるようになる。
薬漬けでまともな生活ができなくなる。
こうなる可能性は十分ありますよ。
では、私たちが子供にしてあげる事は
何だと思いますか?
何を私たちはするべきか?
わかりますか?
例えば、誰だかわからない他人の大人に、
カウンセリングという名前で
誰が自分の心をさらけ出しますか?
普通に考えてみて下さい。
知らない人間にあなたは自分の話をしますか?
自分もやらない事を子供に押し付けていませんか?
子供の心をもっとよく見てください。
そうしないと状況は悪化します。
私たちがすべきことはとても簡単です。
ステップ1:子供と信頼関係を結ぶ
ステップ2:きっかけを与える
ステップ3:道順を教えてあげる
たったこれだけです。
多くの人はこの順番を間違っているのです。
ステップ1を飛ばして、いきなり
ステップ2をやろうとしています。
昔、「グッドウィル・ハンティング」という映画がありました。
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もう観た事があると思います。
主人公の青年が犯罪を犯して、裁判所から
精神科医の所へ週数回、通わなくては
いけなくなりました。
この時、主人公は頑なに心を打ち解けようとせず
ただ時間が過ぎるまでじっと黙っていたのです。
何人かの精神科医が諦めて、ようやく
最後に優秀な精神科医に声がかかったのです。
繊細で賢い人間ほどそうします。
不登校の子供はとても賢く、繊細です。
全く同じです。
それほど他人に心を開くのは難しいのです。
例えば、不登校の子供に話を聞くと
別室や学習支援室・適応指導教室に
行く自分はバカにされた気分になると言います。
全員がそうではありません。
しかし、中にはそういう子供もいます。
そういう心理を理解するには映画を見る事も大切です。
自分ならどうするかを考えてみて下さい。
ステップを間違えない事です。焦って、ステップ2から
スタートするからすべて台無しになってしまうのです。
もう一度トライしましょう。
いっしょに頑張りましょう。
では、また。
青田
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