【不登校】大学進学の手引き
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青田です、
以下の質問が届きました。
******************質問*********************************
中高一貫校の私立中2年の息子が不登校です。
本人は医者になるのが夢なのですが、授業に
1年以上遅れている子でも大丈夫でしょうか？
青田先生の学校では不登校の子でも難関大学へ
進学していると聞きました。どのような方法で
サポートしているのかアドバイスをお願いします。
******************終わり********************************
……
回答：
不登校の大学進学。
これは普通はとてもできる事では
ありません。
高校2年生で不登校になった子なら
授業で基礎は頭に入っているので
何とかなります。
でも、中学から高校1年までに不登校
になった子にはとても厳しいです。
それは、授業を受けていないからです。
塾や個別指導へ通っても、受験勉強の
基礎である学校の授業を受けていないと
やっぱりキツイです。
プライドの高い不登校の中には、高校を
退学して自分で高卒認定（大検）を受けて
受験しようとする子がいます。
これも高校2年生で授業がほとんど終わって
いるので、高卒認定の余分な勉強が無い子
でないと難しいです。ただでさえ勉強しない子が
高卒認定を1人でやるのは想像できません。
どれだけ偏差値の高い中学や高校に
入学していても大学受験は別物です。
私の学校の不登校生の大学進学率は90％以上。
それも10年以上続けています。
今までに3000名以上の不登校の子が
卒業していきました。
単純計算で2700名以上が大学進学しました。
では、私はどうやって不登校の子を
難関大学へ合格させているのでしょうか？
今回は中学2年で不登校になって高校へ
入学したケースを考えてみましょう。
1年半の間、授業を受けていません。
別に半年でも1年でもあまり変わりませんが
一応、モデルケースを設定しておきます。
ただし、この方法は１つ問題があります。
正直に話します。
９０％以上の中学で不登校だった子たちを
大学進学させるのは異常な数字です。誰も
信じてもらえません。
その理由は「寮生活」です。
「なんだ、家庭では無理なんだ。」
と思われるのは当然です。そうなんです。
やっぱり難しいです。
1年半も授業の遅れがあります。
でも、高校では高校の授業が続きます。
あなたの子供が中学の基礎勉強が抜けて
いてもどんどん進んでいきます。
それは高等学校のカリキュラムで
決まっているからです。
あなたの子供のためだけに変えられません。
必然的に、学校の授業外でしか
遅れをカバーする時間はありません。
放課後はクラブ活動なので無理です。
いつやるのですか？
学校外でしかできません。1年半もの
授業遅れを取り戻すのは学校では
物理的に出来ないのです。
では、個別指導の塾でならできる
のでしょうか？
個別指導の塾はあくまで授業ベースです。
授業を受けた基礎があり、そして、自分で
自学自習するサポートをしてくれるだけです。
完全に授業を受けていない子では
とてもサポートできません。
今は不登校専用の個別指導塾が
ありますが、1年半を一気にカバー
することはできません。
では、私はどうやっているのでしょうか？
そうです、寮でやっています。
それも20年以上の不登校教育歴で
培った1年以上の学習遅れをカバーする
システムを作り上げました。
1人や2人、頭の良い不登校の子を
難関大学へ行かせるのは誰でもできます。
私は希望する子をほぼ全員、大学進学
させる方法について話しています。
中学に1日も言っていない子も含めてです。
高校3年間で中学3年分＋高校3年分＝6年分
をやってしまわないといけません。
何を具体的にやっているのでしょうか？
これはダイエットと同じです。
体重100キロの人を3カ月で30キロ落とす
みたいなものです。
食事量を減らして、運動をするというような
あいまいなプログラムではありません。
緻密にカロリー量を計算して、運動する
部位や時間の比率なども考慮して細かい
プログラムが必要です。
もちろん子供のモチベーションも
考えなければいけません。
同時に不登校の子を強くする教育も
行います。勉強だけでは潰れます。
不登校の心を強くしながらやっています。
例えば、英単語を覚えるのにも
同時に不登校教育も混ぜています。
誰もマネできないと思います。
「では、私にはもう無理なのでしょうか？」
と言われると、現実的に難しいでしょう。
もちろん、本当に頭の良い子が自分で
やる事ができて難関大学へ行く場合は
あります。でも、すごい少ない数です。
普通ではありえません。
どれだけ頭が良くても、勉強をする前に
精神的に折れて潰れていきます。
それをサポートしないといけません。
それこそ不登校教育です。
現状で、不登校の子を確実に大学進学、
難関大学へ入れたいなら私のような学校で
勉強と不登校教育を受けるしかありません。
それが現実です。
家庭では、お父さんもお母さんも仕事や
家事で忙しくてできません。
不登校が大学進学するならこれらの事を
しっかり頭に入れて対応して下さい。
では、また。
青田
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