ひきこもり不登校~まとめブログ

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【不登校】過呼吸になる不登校

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青田です、

以下の質問が届きました。

******************質問******************************************

中学3年の娘が昨年の春から頭痛を訴えだして、
原因が精神的なものだとわかるのに、3カ月を
要しました。

私のせいだと自分を責めました。

娘は帰国生で中高大一貫校に在学しています。

性格は活発で明るく、自分から声をかけて誰とでも
友達になれるので、幅広く友達はいます。ですが
本当の親友ができないことをずっと悩んでいました。

先生の言われる通り、真面目で繊細で優しい子どもです。
ストレスから過呼吸も何度も繰り返しました。

中学は欠席・遅刻でも進級できましたが、高校では
遅刻も欠席も厳しく、留年になります。
本人もよくそのことはわかっています。

娘はクラスの友達に違和感を感じて苦しんで来ました。

娘は学校が好きで行きたいのに、体が行けない状態になると言います。

このまま高校に行き大学に行くことを夢見ています。
今、私にできることはなんでしょうか?

******************終わり****************************************

……


回答:

私のアドバイスは、そこから何か1つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。

この娘さんとお母さんはとても信頼
し合っていて、素晴らしいです。

活発で明るい正確な子供が、ストレスに
やられて過呼吸にまでなるのですから
相当プレッシャーが掛っています。

このままでは、大学へ行っても社会へ
出ても同じ問題が噴出してしまいます。

ここで娘さんを強い人間に成長させる
ことができれば、以前のように元気で
明るい笑顔を見せて生きてくれます。

では、何が娘さんの心を締め付けて
いるのでしょうか?

過呼吸」について普通に生活している
人は知らないと思います。

私も不登校の子を受け入れてから初めて
過呼吸を知ったと言っても良いでしょう。
それぐらい不登校にはつきものです。

9割以上は女の子がなります。

読んで字のごとくですが、息を吸い過ぎて
吐く事が出来ない状態になります。

私の経験ではある教師が「明日はテスト
です。」と普通に言っただけで、1分後に
過呼吸になった女の子がいます。

ちょっとした事がきっかけになります。

このタイプの子は、感性が他の不登校の
子よりも繊細です。

繊細すぎて、考え過ぎてしまいます。

これが才能なのです。普通の人が
気付かない事に気づいてしまいます。
芸術肌と言っても良いかもしれません。

あなたの教育がどうのこうのとは
全く関係ありません。

生まれつきの才能でしょう。

そして、その才能が不登校の現象を
起こしているのです。これが中途半端
な状態だから不登校になっています。

あと、帰国子女というのも影響が
あるでしょう。

とにかく私たちの仕事は、その才能を
育ててあげないといけませんよね。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

全体像を話します。

繊細な子は才能を生かしながら強い子に
していかないといけません。

そこで、私の学校では課外活動で何か
大役をその子に任せます。もちろん、
才能に合った事でないといけません。

例えば、行事なら舞台に出るタイプの子も
いれば裏方で仕切るタイプの子もいます。

これはプロである教師が分けます。

そして、ここからが大切です。

ただ単に役割を与えて1回何かをやって
強い子にはなりません。

なので、必ず複数回行って、その中で
成功と失敗を繰り返させます。失敗を
乗り越えさせる経験を与えます。

単なる経験ではいけないのです。

よく青春スポーツドラマなどでコーチが
支えながら挫折を乗り越えて選手が成長
していく姿を観た事があると思います。

それと同じです。

意図的に挫折を経験させるのも不登校
教育の1つの手法ではあります。

これらはすべて学校教育と言う専門家の
仕事になってしまいます。

何か高校へ行ったら、大学へ行ったら
宝くじが当たるように何もせず良い事が
待っているわけではありません。

行動を起こさないと変わりません。

この子の場合、なんとか学校へ通えているので
学校でそういう機会を見つけるように学校を
刺激してみて下さい。

特に中高大と一貫教育をされている学校さん
なので、勉強一辺倒でない教育をされている
はずです。

この特に繊細なタイプの子は私たちでも
教育するのがとても難しいです。

家族の影響も受けてしまいます。

今回の方はすごく親子関係が良好なので
良いと思っています。

もちろん、不登校教育を知らない学校には
大変だと思いますが、出来る限りの要求を
してみて下さい。

では、また。

青田

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