【不登校】スクールカウンセラーの実態
青田です、
以下のメールが届きました。
******************質問****************************
スクールカウンセラーの答えは
いつも決まって「時期を待ちましょう・・」です。
娘はスクールカウンセラーと雑談はしていたものの
心から信頼はしていませんでした。
１学期末に、スクールカウンセラーが違う方に変わると言われました。
本来は、担任との信頼関係をこまめにとっていれば
担任の教科だけでも、授業に参加のきっかけがつかめる
のではないかと思うのですが・・そのところが・・
うまく機能していないと感じます。
文部科学省の方々は、スクールカウンセラーの実態を
わかっているのでしょうか？
スクールカウンセラーが不登校の解決効果があると信じているのでしょうか？
世間一般の方や先生方もそのところが
「ごちゃごちゃ」になっているのではないでしょうか？
******************終わり**************************
……
私の回答：
私のアドバイスは、そこから何か１つ
でも得る事が出来たら「ラッキー」
だと思うぐらいで聞いて下さいね。
今回は、スクールカウンセラーについてです。
まずはスクールカウンセラーについて説明します。
wikipediaによると、
「教育機関において心理相談業務に従事する
心理職専門家の職業名、および当該の任に就く者のことを指す。
俗に学校カウンセラーと呼ばれることもある。」
と書かれています。
要は「悩み相談専用」の人です。
つまり、友達にも先生にも相談できない場合
第三者としてスクールカウンセラーがいます。
あなたが中学生の時を思い出して下さい。
誰にも言えない悩みがあったと思います。
友達、親、先生にも話せない悩みです。
とても辛い思いをしています。
そこにスクールカウンセラーの人が
いました。
相談しますか？
見ず知らずの赤の他人のおじさんか
おばさんに自分の心を見せますか？
そこに答えがあるように思います。
中にはどんな人間の心の中にも
入れるようなスペシャルな人が
います。
そんな人に当たるのは稀です。
大人たちの考え方は単純です。
不登校が増えて社会的に問題に
なっている。国会でも取り上げられ
たので対応しないといけない。
何もやらなかったら問題になる。
じゃあ、不登校は心の問題だから
スクールカウンセラーを設置しよう。
それですべての不登校は解決しないが
１人ぐらいは解決するだろう。
何もしなかったら何か言われた時に
問題になるが、スクールカウンセラーを
設置しておけば、一応、対策した事になります。
別に自分の子供が不登校ではないので
関係ないですよね。そんなものです。
普通は担任に代わってクラブ顧問、あるいは
年の近い若い教員が話を聞いてあげればいいのです。
そういう事がだんだんとできなくなっています。
「クラスの問題はその担任の問題」
なのです。もし、他の教師が入って来て
問題になって責任を負いたくないからです。
モンスターペアレントも怖いのです。
担任も親から何か言われるのが怖いので
スクールカウンセラーに任せれば、問題から
逃げる事ができます。
「そんな先生ばかりじゃないと思います。
真面目でいい先生もいますよ。」
と思われるでしょう。
ほとんどの先生は真面目で良い先生です。
でも、あなたが中学校の頃の先生たちの
感覚とは違う事だけは知っておいて下さい。
「当然、これぐらいはやってくれるだろう。」
とは考えないでください。
スクールカウンセラーは教育者ではありません。
それも間違えてはいけません。
あなたの子供が不登校を克服できなくても
責任は全くゼロです。関係ありません。
その人の責任感あるかないかです。
変な期待感を持ちすぎずに、確実に
私のアドバイスをあなたが実行して
ください。
それが一番の近道です。
では、また。
青田
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